妊娠初期に気をつけること20選！過ごし方の注意点や中期以降の準備など！

飲み物で注意したいのが「脱水症状」に陥らないようにすることです。妊娠中は「汗をかきやすくなる」「血液量が増える」ことや「羊水のために水分」など、多くの理由で身体から水分が吸収されます。

したがって、妊娠中に必要とされる水分が足りなくなり、脱水症状になる可能性が高くなるでしょう。最悪命の危険にさらされることもあります。赤ちゃんと妊婦さん自身のためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。

タバコやアルコールなどの嗜好品は、妊娠中は禁忌になります。有害な物質が多く含まれるため、赤ちゃんの発育に大きな影響を及ぼす可能性があるでしょう。（※5）

タバコを吸う女性もまだまだいますが、妊娠したらきっぱりと禁煙しましょう。妊娠中にタバコを吸うと「早産」や「低体重児の原因」となり「羊水の減少」や「前置胎盤」などのリスクが高まります。

最悪のケースでは、妊娠後期になってから「赤ちゃんの心臓が止まってしまった」というケースもありますので気を付けなければなりません。タバコを吸うとお腹の赤ちゃんは苦しい思いをしています。必ず禁煙しましょう。

妊婦さんが禁煙しても「パートナーが喫煙しているとき」にも注意が必要です。副流煙を吸い込むことにより、喫煙している状態になります。できればパートナーにも禁煙してもらうようお願いしましょう。また、飲食店などでの喫煙席にも注意してくださいね。

アルコールも妊娠中は禁止です。「発育不全を指摘される」「奇形児の可能性が高まる」「胎児アルコール症候群になる」などの、恐れがあります。「お酒が好きだった」という方にはつらいかもしれませんが、妊娠中はお酒を飲まないようにしましょう。

（妊娠中のアルコール摂取については以下の記事も参考にしてみてください）

「妊娠していても運動したい」という妊婦さんは多いかもしれません。しかし、妊娠初期は特に注意が必要で「体調の変化」を感じたらすぐに安静にすることが大切ですね。体重増加を防止するために運動は必要ですが、妊娠初期は注意しながら行うとよいでしょう。では、次は「妊娠初期の運動をする際の注意点」をみていきましょう。

妊娠初期は冒頭でもご紹介した通り、胎児の状態も不完全で妊婦さんの体調も不安定な時期です。激しい運動をすると胎児への影響が心配ですよね。体力を激しく消耗する運動や、強くひねるような運動は避けるようにしましょう。

妊娠初期は身体をゆったりと動かすようなストレッチがおすすめです。