生理前に胸が痛い・張る…!原因と対処法は?病気の可能性も?
【医師監修】生理前の胸が痛い症状や張り、原因が分からないと不安ですね。また、辛い症状は緩和したり予防したいものです。生理前の胸が痛い症状や張りには様々な原因があります。また、原因によって対処法も様々です。適切に対策することにより、予防ができるので参考にして下さい。
乳腺が炎症を起こすことで高熱や強い胸の傷み、しこりといった症状に悩まされる病気が乳腺炎です。乳腺炎はうっ滞性乳腺炎・化膿背乳腺炎・乳輪下膿瘍の3つに分類できます。うっ滞性乳腺炎は乳腺に母乳が溜まることで発発症します。化膿性乳腺炎は、細菌感染で乳腺に炎症が起きるものです。そして乳輪下膿瘍は、しこりが乳輪の下にできて膿が出る疾患です。
いずれの乳腺炎においてもしこりが代表的な症状としてみられます。また、乳腺炎の症状は片方の胸にのみ生じるケースも少なくありません。「このしこりは乳腺炎かな?」と感じたら、高熱が出て体力を消耗する前に治療しておきましょう。
乳がん
初期症状はしこりのみで痛みはないものの、胸に違和感を感じる病気として危険なのが乳がんです。「胸にあるしこりが硬い」「片方の胸だけ形が崩れている」という場合は注意しなければなりません。乳がんは放置してしまうと全身に転移する可能性があるため、早期発見・早期治療が重要です。胸に異常なしこりを発見したら、早急に医療機関を受診してください。
線維腺腫
胸の線維腺腫は若い女性に発症することが多いと言われています(※3)。ホルモンの影響で細かい線維腺腫が徐々に大きくなり、触れるほどの腫瘤になって発見されるケースがほとんどです。両側の胸に発症する場合もありますが、基本的には片方の胸に発症します。
生理前の胸が痛い・張る症状は適切に対処しよう
今回は生理前に胸が痛い・張る原因や対処法などについてご説明しました。生理前はホルモンバランスが崩れやすく、生理前症候群によって胸の痛みや張りといった不調が生じるケースも少なくありません。また、生理前に胸が痛い症状がみられる原因としては、生理前症候群以外にも妊娠や更年期、病気などが挙げられます。
生理前の期間に胸が痛い・張る症状が強まっていると感じた際には「いつものPMSだから」と軽視しないよう心がけましょう。「PMSだと思っていたら乳腺関係の病気だった」というケースも多く見られます。毎月生理前に起こるつらい胸の痛みを解消するために、胸が痛む原因を把握して適切な対処をしてくださいね。
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