生理が来そうで来ない！原因と対処法は？妊娠や病気かも？体験談も

生理が遅れている状態で妊娠初期症状の可能性がない場合、病気ではないかと心配になりますよね。生理が来そうで来ない時の危険な状態と、チェックポイントについてお話しします。

生理が来ると、下腹部痛や不調でとても大変な思いをする人も多いでしょう。生理が来なければつらい腹痛が無くて楽だな、と正直思ってしまうこともあるかもしれません。しかし長期間生理が来ない状態を放置することはやめましょう。不妊の原因にもなる上に、病気の可能性も考えられます。

生理が来ない原因は、子宮内ポリープや子宮内膜症、卵巣などの異常かもしれません（※3）（※4）。病気は早く見つかれば早く治すことができます。確かに生理がなければ腹痛や体調不良にならずに済みますが、あまりにも長く続く場合は受診してみましょう。

一般的に生理は25～28日周期の人が多く、短くて3日長くても7日間程度生理が続きます。生理周期が比較的順調な人でも、2～3日早く始まったり遅れたりするのは当たり前のことです。生理不順気味の場合でも25～38日以内の周期であれば心配いりません。

しかし周期が24日以下の場合は頻発月経が疑われます。ストレスやホルモンバランスの乱れ、他にも卵巣の機能低下や肥満、糖尿病が原因ということもあるでしょう。逆に38日以上の周期は稀発月経（きはつげっけい）と呼ばれ、原因によっては治療に時間がかかる場合もあります。極端な生理不順や生理周期の異常を感じた場合は、病院で受信しましょう。（※5）

無排卵月経とは、生理が来ていても排卵していない状態のことです。不妊の原因の一つとされていて、生理不順の人に見つかるケースが多いでしょう。特徴は周期がバラバラで生理が始まっても経血が少なく、だらだらと長期間生理が続くということ。さらに生理中の下腹部痛など、不快な症状が現れないことも多いようです。（※6）

生理不順は不妊の原因にもなります。普段から生理不順で周期に乱れがあり、さらに気になる症状がある場合は病院で相談してみる方が良いでしょう。妊娠を希望しているのであればなおさら、自分の排卵の状態を確認してもらうことをおすすめします。

（無排卵月経についてはこちらの記事も参考にしてみてください）

生理が来そうで来ない時の対処法を3つご紹介します。生理不順気味の人もチェックしてみてくださいね。

生活リズムや食生活の極端な乱れは自律神経を乱し、生理不順を引き起こします。生活リズムを見直すことは、生理周期を順調にするだけでなくPMSの症状を和らげることもできます。PMSの症状が気になっている人も現在の生活を見つめ直してみましょう。

朝食を少しでも摂ると目が覚めて、一日の活動のエネルギーになります。朝ご飯を食べようと思えば少し早く起きもることもできますよね。夜も眠りつく前には電子機器などの強い光にあたらないようにして、ぐっすり眠れるように心がけましょう。生理不順以外の不調も改善されるかもしれません。

さらにバランスの良い食事を意識するようにしましょう。PMSによる不調の場合は、ビタミンやミネラルが不足していることも考えられます。PMSの症状を緩和させるべく、栄養バランスを考えたメニューにしてみましょう。自炊が難しい場合は栄養バランスが良ければ外食でも構いません。PMSを和らげるためにも工夫してみてくださいね。