生理が来そうで来ない！原因と対処法は？妊娠や病気かも？体験談も

下腹部痛や腹痛、体のだるさや眠気など生理が来そうな感覚があるのに生理が始まらないということがあります。生理が来そうな感覚は下腹部痛や腹痛の他にも、頭痛や風邪をひいたときのような症状、眠気や微熱が出る人もいるでしょう。

腹痛などの身体的な不調に加えて、イライラしたり気分が落ち込みやすくなる場合もあります。これらはPMS（月経前症候群）です。PMSの症状がひどい人は心身ともにつらい症状が出る期間でしょう。PMSが起こる原因や、PMSに関する対処法を理解しておくことが重要です。

生理が来ないと、まず考えることは妊娠の可能性ですよね。心当たりがあってもなくても、妊娠初期症状について正しい知識を持っておくことが大切です。妊娠検査薬や妊娠初期症状、PMS（月経前症候群）について解説します。

下腹部痛などのPMS（月経前症候群）の症状とあわせて妊娠の心当たりがあった場合は、妊娠検査薬を使用してみましょう。妊娠検査薬が正しく判定できるのは生理開始予定日から1週間後です。生理開始予定日から2～3日遅れた程度では、正しい判定ができません。早く試したい気持ちをぐっとこらえて待ちましょう。

もし陽性の判定があった場合は、病院に連絡し受診しましょう。正常な妊娠か、妊娠初期の段階で検査を受ける必要があります。子宮外妊娠など大きなリスクがある場合もあるので、病院の指示に従ってくださいね。（※1）

（妊娠検査薬についてはこちらの記事も参考にしてみてください）

妊娠初期症状とPMS（月経前症候群）の症状はよく似ています。よくある症状は腹痛や頭痛、下痢、眠気やだるさなどでしょう。これは妊娠初期の体調変化や生理が来そうな感覚が、どちらもプロゲステロンというホルモンによって引き起こされているためです。プロゲステロンは月経開始日前の黄体期から増加してきます。

妊娠初期症状とPMSの症状はどちらも同じホルモンによって引き起こされています。下腹部痛や風邪のような症状、気分がイライラするなど、同じような症状が現れるのにも納得できますね。（※2）

（PMS（月経前症候群）についてはこちらの記事も参考にしてみてください）

生理が来そうな感覚や下腹部痛など妊娠初期症状とPMSの症状はよく似ていますが、見分けるポイントがあります。

まず、症状を感じている期間です。3週間以上続いている場合には妊娠初期であることが疑われます。月経前の症状であれば気分の落ち込みなどの不調も月経が始まるころには症状が全く無くなったり、かなり軽くなるものです。経血が排出され、下腹部痛が起きればはっきり生理だと判断できるでしょう。

また、おりものの変化も見分けるポイントです。さらさらと水っぽいおりものになってきた場合、妊娠初期の可能性があります。月経であれば、おりものの量は減少してくるはずです。妊娠初期症状とPMSを見分けるこれらのポイントにも注目してみてください。

（妊娠初期のおりものについてはこちらの記事も参考にしてみてください）