新生児が寝ない!夜に赤ちゃんが寝ぐずりするときの原因や対策は?

【医師監修】新生児の育児に期待を膨らませていても、実際子育てをしてみると「新生児が夜寝ない」と困っているママさんも多いのではないでしょうか?新生児の赤ちゃんは夜寝る子もいればほとんど寝ない子もいます。この記事では新生児が寝ない原因、寝ぐずりする原因や対策などを紹介していきます。

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専門家監修
新井昇子
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、・・・
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Contents
目次
  1. 新生児の1日の睡眠サイクル
  2. 新生児が昼も夜も長い時間寝ないのはなぜ?
  3. 新生児が夜に寝ぐずりする原因は?
  4. 新生児が昼夜寝ない時の対策
  5. 新生児が寝ない時に使える方法やアイテム!
  6. 新生児の中には泣かない子もいる?
  7. 新生児が寝ない時は家族に協力してもらいましょう

1. 昼夜寝ない時の対策【不快なものを取り除いてあげる】

まず、赤ちゃんの不快なものを取り除いてあげることを意識しましょう。「うんこをしていてお尻が気持ち悪くないか?」「お腹が空いているのではないか?」「暑さや寒さは大丈夫か?」など、まずママの出来ることを一つずつやってみましょう。

赤ちゃんは便秘で泣く場合もあります。便秘の可能性があると感じたら、お腹を触ってみてください。うんこやガスがたまっている場合は、赤ちゃんのお腹がカチカチになっていることがあります。「の」の字マッサージや、赤ちゃんの足をもち足踏みするような体操をしてあげると解消される場合があるので、ぜひ試してみてください。

(新生児の便秘については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児・赤ちゃんの便秘を解消したい!出ない原因を月齢別に紹介!

2. 昼夜寝ない時の対策【授乳してあげる】

新生児の赤ちゃんの授乳間隔は平均3時間置きとされています。しかし、ミルクの量が足りてなかったり、前回の授乳で少ししか飲まなかった場合、空腹で赤ちゃんが泣いてしまう原因になります。新生児の赤ちゃんは、ミルクをうまく飲むことができず、中には授乳をし始めるとすぐ疲れて寝てしまう赤ちゃんもいます。

寝てしまっていても起こして、できるだけ一定量をあげるようにしましょう。母乳はどれだけ出ているのか判断しづらいですが、産院からの指導では母乳はたくさんあげても良いとされていることが多いです。母乳は消化が良く空腹になりやすいため、授乳間隔が短くなることもあるでしょう。

(母乳やミルクについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐いてしまう!原因と対処法は?
新生児のミルクを飲む量は?飲みすぎた時にどう対処すればいい?

3. 昼夜寝ない時の対策【部屋の温度の確認をしてみる】

新生児の赤ちゃんは、体温調節がまだうまくできません。大人と同じ基準で温度を調節していると、暑かったり寒かったりしてグズグズすることもあります。頻繁に体を触って「汗をかいていないか」「体が冷たすぎないか」など確認して、温度を調節してあげましょう。

暖房や冷房が直接当たるところには、できるだけ寝かせないように注意しましょう。冬は暖房の風が直接あたらない暖かいところに、夏は冷房の風が直接あたらない涼しいところを選んで、快適に寝かせてあげることが大切です。

4. 昼夜寝ない時の対策【抱っこして安心させてあげる】

ママのお腹の中にいた時は常に体に暖かく、ママのぬくもりを感じていました。ところが外に出ると、お布団以外にぬくもりはありません。その状況だけでも不安を感じてしまうのが新生児です。そんな時は、優しく抱っこして赤ちゃんを安心させてあげましょう。置くと泣く赤ちゃんには、おくるみやタオルケットなどで包んであげてください。

置くと泣く大きな理由は、ママのぬくもりがなくなったからです。それを防ぐためには、まずおくるみなどで赤ちゃんの体を包んであげます。そしてママが抱っこします。するとおくるみにママのぬくもりが残っているため、置いた時に泣くことを予防できます。

新生児が寝ない時に使える方法やアイテム!

新生児の赤ちゃんが泣いて寝ない時、ずっと抱っこしてあげたい気持ちがあっても、どうしても辛くなってしまう時がありますよね。そんんな時に利用できるアイテムがあります。新生児の赤ちゃんが泣く時に利用できるアイテムを、3つご紹介します。

1. よく眠る音を聞かせる

赤ちゃんはお腹の中にいる時、胎内ではある音がなっています。その音を聞かせると新生児が寝たという体験をしたママはたくさんいます。胎内音を聞かせることによって安心して寝てくれることがあるようです。

youtubeを利用するにあたって2つほど注意が必要です。1つ目は最初に流れる広告です。広告が大音量すぎて、赤ちゃんがびっくりしてしまうこともあるようです。広告が終わったことを確認してから、赤ちゃんに聞かせてあげるようにしましょう。

そして2つ目は携帯を頭の近くに置かないということです。携帯を頭の近くに置くと、電磁波の影響で脳にダメージを与えてしまうと言われています。赤ちゃんの横には、携帯を置いたままにしないようにしてください。なるべく離れた距離で、聞かせてあげるようにしましょう。