排卵出血とは?原因と色や量、期間について!妊娠の可能性大!?
【医師監修】排卵期や生理前に出血があると不安になり、病気を疑う人もいますよね。排卵出血や排卵期の出血には自然と起こるものもあります。出血の原因には妊娠の場合もあるので、早めの対応が必要です。今回は、排卵日にみられる排卵出血の原因や特徴、排卵日と妊娠の関係をご説明します。
排卵出血の原因は2つあり、排卵期の卵巣の状態が関係しています。この期間の卵巣の状態、排卵の際に何が起きるかを踏まえて原因を説明しましょう。
排卵出血の原因【排卵期の卵巣の状態】
卵胞期から育ってきた卵子は卵巣の中で少しずつ成長します。排卵期はその育った卵子が排卵に備えている時期です。また排卵期に入ると卵子の成長から、卵巣が腫れて痛みを伴う場合があります。
排卵出血の原因【排卵日当日の卵巣】
卵子が排卵できる大きさまで成長すると、脳から排卵を促すホルモンが分泌されます。卵子が卵巣を突き破って排出されるのが排卵です。
排卵出血の原因【排卵出血の仕組み】
にょ!出血!排卵出血あるときは、いつもはおりものに、赤い糸一本入ってるくらいの量なのに、今回は小さじ一杯くらいの出血だったー。
— ぱんぱかぱん*妊活 (@pampakapam2) November 26, 2018
朝まだ低温だったし、まだD10だけど今日タイミング取ろうかな👻
排卵出血の原因の1つは、排卵のときに卵子が卵巣を突き破って出てくるためだと言われています。卵子が卵巣を突き破った際、卵巣の表面が少し傷つくため出血が見られるのです。誰にでも起こる可能性がありますが、初めてだと驚くこともあるでしょう。量や色、見られる期間に異常がなければ問題はありません。
もう1つはホルモンバランスの変化によるものです。排卵期になると、卵胞期に分泌されていた卵胞ホルモンの分泌量が減少します。ホルモンの減少により、子宮の内膜が剥がれ落ちることで出血が見られるのです。
リエ先生
産婦人科医
排卵は卵巣の表面から、成熟した卵子が破裂して卵管内に飛び出るようにして起こり、破裂した際に出血したものを排卵出血といいます。出血の他にも、排卵痛がある人もいますがどちらも病気ではありません。
排卵出血の色や量はどんな感じ?
初めて経血以外に出血すると不安になりますよね。しかし排卵出血は前述した通り、生理的に起こりえる現象です。排卵出血の特徴を把握していれば、初めての出血にも焦らず対応することができるでしょう。
排卵出血の色
出血の色は鮮血やピンク、茶褐色など人によって様々です。血液におりものが混ざることでピンクになったり、血液が古くなり酸化することで茶褐色になったりします。排卵出血か不正出血かは、出血の色が様々なので判断することはできません。
排卵出血の量
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