排卵出血とは?原因と色や量、期間について!妊娠の可能性大!?

【医師監修】排卵期や生理前に出血があると不安になり、病気を疑う人もいますよね。排卵出血や排卵期の出血には自然と起こるものもあります。出血の原因には妊娠の場合もあるので、早めの対応が必要です。今回は、排卵日にみられる排卵出血の原因や特徴、排卵日と妊娠の関係をご説明します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 排卵出血とは
  2. 生理周期と出血の関係
  3. 排卵出血の原因
  4. 排卵出血の色や量はどんな感じ?
  5. 排卵出血がみられる期間
  6. 妊娠の可能性は?
  7. 排卵期の出血と経血の違いは?
  8. 排卵日と妊活の関係性
  9. 排卵期と排卵日を把握・予想する方法
  10. 排卵期以外にみられる不正出血
  11. 排卵期・排卵日の把握は妊活の第一歩!
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排卵期と排卵日を把握・予想する方法【排卵検査薬による排卵日の予想】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/834010424739990313/

排卵検査薬は排卵が近づくにつれて分泌量が多くなる黄体形成ホルモンに反応します。排卵検査薬は薬局に売っているので、自分で簡単に検査することが可能です。検査結果が陽性になった場合、24~48時間後に排卵すると言われています。排卵日を確実に把握するためには、早めの段階から排卵検査薬を使用するのがおすすめです。

排卵期以外にみられる不正出血

出典:https://www.pinterest.jp/pin/735705289108815666/

ホルモンバランスの乱れによる出血は誰にでも見られる可能性があります。しかし不正出血のなかには、子宮内の炎症や腫瘍が原因の場合があるのです。出血時の血液の色は様々なので病気の判別は困難と言えます。少量の出血が長く続く場合や、「過少月経」「過短月経」「過長月経」が見られる場合には医療機関を受信してください。

排卵期・排卵日の把握は妊活の第一歩!

妊娠は「卵子や精子の質」「子宮内膜の厚さ」「性交のタイミング」という様々な条件が満たされた場合に起きます。妊娠に至るためにも排卵期・排卵日の把握はとても重要であり、妊活の第一歩と言えるでしょう。

また卵子の質や子宮内膜を厚くするには、食生活などの生活習慣の改善や冷えの防止などが有効です。経血以外で初めて出血した場合や、以前にも出血があった場合には医療機関への受診をおすすめします。