生理の前兆は症状でわかる?生理前と妊娠超初期症状との5つの違い
【医師監修】生理が遅れてしまうと「もしかして妊娠したのでは?」と落ち着かないですよね。生理の前兆をとらえることも難しく感じます。しかし、生理前と妊娠超初期症状は若干異なります。今回は、生理の前兆を知るために、生理前と妊娠超初期症状の5つの違いを紹介します。
生理前に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)には、幸せホルモンともよばれるセロトニンを低下させ、血糖値をコントロールするインスリンも低下させる作用があります。そのため、生理前は身体がセロトニンを増加させたり血糖値を上げたりする甘いものを欲するのです。
甘いもの依存かもしれない。笑
— くまいちご (@za6jFb7Oa3gUdG5) October 13, 2018
単に生理前だから?
イライラもするし
甘いもの食べたくて仕方ないし
「なんだか甘いものが食べたい」と感じる場合は、生理前特有の症状ととらえましょう。ただし、食べすぎると上記のホルモンバランスが崩れ、より食べたくなる悪循環に陥りますので、できるだけ少量にとどめてみてください。
妊娠超初期では食の好みが変わることも
妊娠しているとつわりの症状が現れる場合もあります。つわりの原因のひとつは、妊娠すると分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが影響しているためです。
このホルモンが嘔吐中枢を刺激することで、吐き気がする、においに敏感になる、特定の食べ物を受け付けなくなるなどの変化がおこると考えられています。個人差はありますが、妊娠初期はつわりが長い間続く場合がありますよ。
カズヤ先生
産婦人科
同時に妊娠すると、胃と食道をつなぐ下部食道括約筋という、筋肉が弛緩する作用があると言われています。
下部食道括約筋は胃酸の逆流を抑えるために、食物が食道から胃に入ると収縮し、蓋をする機能を持ちます。下部食道括約筋が弛緩すると、胃酸が逆流するため、胸のむかつき症状が出ます。
生理の前兆はどのようにわかる?
月経直前は黄体ホルモン(プロゲステロン)が減少するので、「甘いものが食べたい」といった感覚も薄れてきます。甘いものを欲しないな、と感じたら月経が始まるサインかもしれません。
カズヤ先生
産婦人科
月経直前に甘いものを欲しなくなるのは感覚的なもので医学的エビデンスには乏しいです。あくまでこのように考えている方もいらっしゃる、という紹介になります。
生理前と妊娠超初期症状との違い5 おりものの変化
生理の前兆として、おりものの変化があります。おりものは、黄体ホルモン(プロゲステロン)に加え、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンの分泌が影響するものです。では、生理前と妊娠超初期とでは、どのような違いがあるのか下記でみていきましょう。
(おりものについては下記の記事も参考にしてみてください)
生理前のおりもの
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