生理中にプールは入っていい？悪影響は？入りたい時の対処法と注意点！

生理中にプールに入りたい時は、経血が流れ出てしまわないようにするのが非常に大切なマナーです。経血が多い時はもちろんですが、生理が終わりかけで出血が少ない時期でもきちんと対策をしましょう。

生理時の対処法として最も一般的なのはタンポンの使用。タンポンは膣の中で経血を吸収してくれるので体外へ流れ出るのを防いでくれます。また、経血が体外へ出てこないため酸化して不衛生な状態となることも同時に防いでくれるので、非常に心強い味方と言えるでしょう。

生理の時にプールに入りたい場合、タンポン以外の対処法として「月経カップ」というものもあります。こちらはシリコン製のカップを膣の中に挿入して使用するもので、カップの中に経血を溜めて取り出すことができるというものです。

月経カップはタンポンのように使い捨てではなく、専用の洗浄液で洗って繰り返し使えます。コストパフォーマンスの良さもあり気に入って使用している女性も多いようです。経血量に応じてカップのサイズが選べるので、生理初日から多い日、終わりかけの時期まで活躍してくれます。タンポン同様に経血の流出を防ぎ、衛生面の問題もカバーしてくれるアイテムです。

どうしてもタンポンに抵抗がある方や生理が終わりかけの場合などに「生理用のナプキンはダメ？」という方もいますが、結論から言うとよくありません。

このように実際に対処法としてプールで生理用ナプキンを使用している方もいるようですが、まず膣の中に挿入しているタンポンと違って、生理用ナプキンはプールの水を吸収してしまうので意味がないのです。

また、雑菌の多いプールの水を吸った生理用ナプキンがデリケートになっている生理中の膣周辺に直接触れている状態はやはりよくありません。体外に出た経血を含む生理用ナプキンが水中に入ることも周囲への配慮に欠けます。経血の流出を防ぐ役割、衛生面といずれの機能も充分ではないため、生理用ナプキンをプールで使用することは避けましょう。

生理中のプールで最も一般的な対処法であるタンポンは、吸収体と呼ばれる経血を吸収するための繊維に、取り出す時に使う紐がついています。アプリケーター付きのものなら、思ったより滑らかに膣内の正しい位置まで挿入することが可能です。初めての場合は要領がつかめず苦戦する方も多いですが、決して難しくはないので慣れるまで挑戦してみましょう。

上手に挿入するコツは、息を吐いてリラックスしてやることです。最初は怖くてつい力が入ってしまいますが、体が強張っていると上手く入らず痛い場合もあります。正しい位置に挿入できれば違和感もなく、入っていることを忘れてしまうくらい何も感じません。そのため取り出すことを忘れないように気をつける必要もあります。

タンポンは経血が出てこないように栓をしているわけではありません。あくまで経血を吸収しているだけです。吸収できる量を超えると漏れてきてしまうことがあるので注意しましょう。ナプキンと同様に経血の量に応じてサイズも選べるようになっているので、よく漏れる場合には多い日用などに変えてみてください。

生理の時にプールに入りたい場合は先にも説明したように、漏れるからと言って生理用ナプキンを併用することはできません。タンポンのサイズ選びで調整するか、それでも漏れてきてしまうほど出血しているようであればプールは控えたほうがいいでしょう。

まず、膣から出ている紐が気になる人もいると思いますが、取り出すことができなくなる恐れがあるので紐は絶対に切らないようにしてください。その他に注意すべきポイントとしては、とにかく清潔に気を配ることです。