基礎体温とは?高温期・低温期は何度?妊娠しやすい時期がわかる?
【医師監修】基礎体温とは何かご存知ですか?妊娠を希望する女性にとって、基礎体温はとても重要な情報です。自分の基礎体温や高温期・低温期が何度かを把握することは、妊娠しやすい時期を知ることに繋がります。今回は、基礎体温とは何か、高温期・低温期は何度からなのかをご説明します。
基礎体温の測り方
基礎体温を測ることで生理周期を把握できます。しかし、測り方を間違えると正確な数値が出ません。ここでは正しい基礎体温の測り方をご紹介します。
(基礎体温については以下の記事も参考にしてみてください)
婦人体温計とは
基礎体温を測る場合は普通の体温計ではなく、婦人体温計を使用するのが一般的です。婦人体温計は小数点以下2桁まで測ることができ、より正確な数値を出せるメリットがあります。生理周期を把握するには、正確な数値と日々の数値の差が大切です。
基礎体温を測るタイミング
基礎体温は朝、体を動かす前の起床直後に測ります。舌下で測定することで、体温の変動が少ない正確な数値が測定できるでしょう。必ず朝目が覚めたとき、動き出す前に布団の中で測ってくださいね。
基礎体温を測るときに注意すること
基礎体温は睡眠時間が短いと低くなる傾向があります。基礎体温を安定させるには、最低5時間ほどの睡眠が必要です。睡眠不足は体調不良やホルモンバランスの乱れにも影響します。また、基礎体温は測る時間によって変動するものです。なるべく同じ時刻に測ることで、より正確な基礎体温を把握することが可能。規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
基礎体温で分かる妊娠しやすい時期
基礎体温を測ることは生理周期の把握だけではなく、妊娠しやすい時期の把握にもつながります。妊娠はタイミングが合わないと成立せず、そのタイミングは1周期に1回しかありません。妊娠を希望する人にとって、基礎体温の把握はとても大切です。
妊娠成立までの流れ
妊娠成立までには、排卵・受精・着床の3つの過程があります。それぞれの過程すべでが成立しないと妊娠には至りません。まず女性の体で排卵が起き、排卵日に排卵された卵子と精子が受精します。その後、女性の子宮内膜に着床するというのが妊娠の一連の流れです。
妊娠しやすい時期はいつ?
妊娠しやすい時期については、精子と卵子の寿命と出会う場所が関係しています。精子の寿命は射精後2〜3日、卵子の寿命は排卵後24時間です。排卵数日前や排卵以降の性交は、寿命の関係により妊娠する可能性は低くなります。
また、精子と卵子は卵管で受精するため、排卵した際に卵管に精子がいた方が妊娠率が上がるでしょう。排卵日2日前から性交を行った場合、排卵時にはすでに精子が卵管で卵子を待っている状態です。これらのことから、排卵がずれることも考慮した上で、排卵日2日前から排卵日までが妊娠しやすい時期といえるでしょう。(※2)
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