生理前・生理中のだるい症状…！原因とおすすめの解消法10選！

子宮に血液が集まるせいで下半身もむくみやすいのですが、その場合はつま先からふくらはぎ、太ももから鼠径部へと下から上へリンパを流すイメージでマッサージをしていきましょう。

就寝時に足の下にクッションなどを入れて高くしておくと血液が心臓へと戻っていくのを促すので、マッサージと併せて行うことでより効果を発揮してくれます。

塩分の多い食べ物を摂取すると、それを中和するために体が水分を溜め込もうとするのでむくみにつながり、だるくなります。生理前や生理中は塩分過多に注意するようにしましょう。

逆に、カリウムが豊富な食べ物は水分の排出を促す働きがあるのでおすすめです。アボカドや大豆、ほうれん草などに含まれています。

ほかにも貧血を防ぐために、鉄分の多い食べ物や造血効果のある葉酸やビタミンB類を含む食べ物も積極的に摂取すると良いでしょう。

偏りのないバランスの良い食事は継続することでより効果を発揮します。生理前や生理中だけでなく普段の体調のコンディションも整っていくので、ぜひ食べ物も意識するようにしてみてください。

（生理中におすすめの飲み物については以下の記事も参考にしてみてください）

コーヒーなどに含まれるカフェインは交感神経を刺激し、脳が興奮している状態になります。それによってイライラしやすくなってしまったり、ストレスを感じやすいため血行が悪くなり生理痛がひどくなることもあります。

そのためカフェインを多く含む食べ物や飲み物はいつもより量を控えるか、ノンカフェインの物に変えるなどで対処してください。PMSで気持ちの浮き沈みに悩んでいる人は特に注意しましょう。

タバコは血管を収縮させ血流が悪くなってしまうため、だるい症状や生理痛を引き起こす原因となるので控える方がよいでしょう。アルコールは逆に出血を促してしまうため飲み過ぎには注意が必要です。

ストレスは交感神経を刺激して脳を興奮状態にし、気持ちの浮き沈みを大きくしてしまいます。また、ストレスによって血流が悪くなると全身にだるい症状や生理痛も出やすくなるので、溜め込まずに発散するようにしましょう。

ストレスを発散する時間を作ることでだるさや不快な症状ばかりに気持ちが向いてしまう時間を減らせます。思い切って休暇を取ってみたり「好きなことしかしない」という時間を設けてみましょう。何もしたくない時は何もせずボーっと過ごすのも大事です。気が向く時は好きな服を着る、好きなアロマを焚く、など短い時間でできる気分転換でも効果はあるのでぜひ取り入れてみてください。

睡眠が取れない状態は体に大きなストレスを与えるため、血流も悪くなり自律神経にも影響を及ぼすのでだるい症状や生理痛を引き起こしやすいです。眠気のある時はもちろんですが「しんどい」「何もしたくない」という時期にはしっかりと睡眠を取って体の疲れを癒すようにしましょう。

体を横にして休むと副交感神経が刺激され、脳も体もリラックス状態になります。全身がゆったりとほぐれるのでだるい症状の改善にも効果があります。「何をしていても眠い」「しんどい」など休息を取りたい時は、ぜひ体を横にして休むようにしてみましょう。

ブランケットなどで体を包むようにして温めると血流が促されるので、だるい症状や生理痛も和らげてくれます。

生理中は体温が下がるので体が冷えやすく血行が悪くなりがちです。温めることでだるい症状や生理痛なども緩和することができます。