産後の生理不順…原因や対処法は？いつまで続く？妊娠の可能性も？

プロラクチンは排卵を抑制する働きがあり、産後に生理が来ても無排卵月経の可能性があります。卒乳の時期が来ればプロラクチンの分泌も正常に戻るでしょう。

産後に「ダイエットを頑張ろう」と思っていませんか？妊娠中に増えた体重は早く元に戻したいと思いますよね。しかし、産後の無理なダイエットは生理再開の遅れや生理不順の原因になります。早く体重を戻したいからと極端なダイエットは禁物です。ストレスにもなり、母乳育児にも良くありません。母乳のためにも必要な栄養はきちんと摂るようにしましょう。

産後の子宮の回復の遅れが、産後の生理不順の原因になることもあります。妊娠中に大きくなった子宮も出産を終えると4～6週間程の時間をかけて徐々に元の大きさに戻っていきます（※2）。子宮の大きさの回復が遅れれば、子宮の機能の回復も遅れるでしょう。

血行不良も産後の生理再開の遅れや生理不順につながってしまう原因のひとつです。産後に運動不足で血行が悪くなっていませんか？手足やお腹・お尻など冷たく感じる部分はないでしょうか？体を温める食材を意識して摂り、体を冷やさないようにしましょう。

（生理不順を改善する食材などについては以下の記事も参考にしてみてください）

産後の生理不順がいつまで続くのか気になりますね。不規則になった産後の生理周期がいつまでに安定するかは個人差があります。

母乳をあげている場合、卒乳してから数か月くらいで周期が安定することが多いでしょう。ミルクで育児をしている方でも、生理が再開してから数か月くらいで周期が安定することが多いようです。