【生後10ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイント・注意点も!
【医師監修】生後10ヶ月の赤ちゃんは、離乳食から栄養をとるために授乳回数が減ったり、1人で立つことができるなどの成長がみられます。幼児といわれる年齢まであと少しですね。今回は生後10ヶ月の赤ちゃんの身長・体重などの発育や、情緒面の特徴を体験談を踏まえて詳しく紹介します。
生後10ヶ月の赤ちゃんの特徴
生後10ヶ月になると、これまで以上にできることが増えていきます。どんなことができるようになり、どのような成長が見られるのでしょうか。
ハイハイで動き回ります
赤ちゃんは生後9ヶ月ごろにハイハイを始め、10ヶ月になると上達してどんどんスピードアップしていきます。行きたいところに自由に行けるようになるため、気が付いたらベランダに出ていたというようなこともあります。しっかり注意して見守リましょう。
ハイハイは全身運動です。歩けるようになるとハイハイをする機会が一気に減少します。しかし、それまでの期間にしっかりハイハイをすることで、体や脳の発達にも良い影響を与えるのです。家の中のスペースが狭いとハイハイができるスペースも減ってしまいます。物の配置などを見直して、自由にハイハイできるスペースを確保してあげましょう。
伝い歩きを始める子も
ハイハイを始めるのと同じ時期に、つかまり立ちができるようになります。生後10ヶ月頃になると、つかまり立ちから、そのまま伝え歩きができる場合もあります。これによりさらに行動範囲が広がるのです。
発達には個人差が大きく、ハイハイやつかまり立ちなども時期には大きな差がみられます。ハイハイをせずにつかまり立ちをする赤ちゃんもいまが、成長のスピードや順序を気にしすぎないようにしましょう。
ママへの後追いが激しくなります
赤ちゃんは、ハイハイで自分の好きな場所に行くことができるようになると、ママが移動するたびに泣いて付いてくることがあります。トイレにも1人では行かせてもらえないような時期かもしれません。ママと一緒が安心するんだと思うと愛おしい気持ちにもなりますね。
この時期にママっ子が加速し、ママへの執着が強くなる赤ちゃんも多くみられます。赤ちゃんは、ママが移動してもまた戻ってくるということがまだ予測できません。ママが少しでも離れると、泣いて後追いをするのです。成長するにしたがって、後追いはなくなります。1歳半頃までには落ち着くのが一般的です。
簡単な言葉が出始める時期
「まんまんまー」など特定の音を発するようになり、それが「ママって言ってるのかな?」と感じることが増えてきます。ママ、パパ、まんま、たった、など簡単な単語を意味を持ってお話しできるようになるため、返事をしたり「そうだね、まんまだね。ご飯の時間だね」と繰り返してあげましょう。
こちらの言葉も少しずつ理解し始める時期です。わかりやすい言葉を使ってたくさん話しかけましょう。
(赤ちゃんの言葉については以下の記事も参考にしてみてください)
大人の真似っこができるように
生後10ヶ月頃になると、バイバイや拍手などの簡単な動作ができるようになります。名前を呼ぶと手を挙げることができる赤ちゃんもいます。言葉の理解ができてきた証ですね。
まだ真似っこができない赤ちゃんもあせる必要はありません。パパの仕事のお見送りのときにママと一緒に「バイバイ」とやってみるのもいいですね。日常生活の中での自然なコミュニケーションをとってみましょう。
生後10ヶ月の赤ちゃんの身長・体重の目安
生後10ヶ月にもなると、身長や体重などの発育面での成長にも個人差が大きくなります。体重の増加のペースが、以前の成長に比べてゆっくりになるのもこの時期です。
身長と体重の目安
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