【生後10ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイント・注意点も!

【医師監修】生後10ヶ月の赤ちゃんは、離乳食から栄養をとるために授乳回数が減ったり、1人で立つことができるなどの成長がみられます。幼児といわれる年齢まであと少しですね。今回は生後10ヶ月の赤ちゃんの身長・体重などの発育や、情緒面の特徴を体験談を踏まえて詳しく紹介します。

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専門家監修
富田規彦
富田こどもクリニック院長。父がこの地に開業して以来、地域の子どもたちの健康を守り、すこやかな成長発達のお手伝いが出来るよう、診療全般にわたって、予防接種、育児指導などに取り組んできました。・・・
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Contents
目次
  1. 生後10ヶ月の赤ちゃんの特徴
  2. 生後10ヶ月の赤ちゃんの身長・体重の目安
  3. 生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数
  4. 生後10ヶ月の離乳食の量や進め方は?
  5. 生後10ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間や生活リズムは?
  6. 生後10ヶ月の赤ちゃんの育児で気をつけたいこと
  7. 生後10ヶ月の赤ちゃんとのおすすめの遊び方
  8. 生後10ヶ月の赤ちゃんとの関わりを大切にしましょう
【赤ちゃんの夜泣き】原因・対策を理解し、育児ストレス軽減しよう!

生後10ヶ月の赤ちゃんの育児で気をつけたいこと

生後10ヶ月頃の赤ちゃんは、できることが増えて成長を実感する機会が多くなります。嬉しい反面、事故を防ぐために気をつけるべきことも出てきます。また、心や体の発達面をうながすために、心掛けておきたいポイントも紹介します。

誤飲や転落などが多くなる時期

ハイハイで移動したりつかまり立ちで立つことができるため、行動範囲がとても大きくなります。その分、転落や誤飲が増える時期です。赤ちゃんから目を離さないように気をつけましょう。

手の届く範囲に危険なものや小さいものは置かないようにする、ベビーゲートを設置するなど日頃から安全対策をしっかりとっておくことで事故を防ぐことができます(※3)。安全な環境を作ることで、赤ちゃんが好奇心旺盛にのびのび過ごす手助けしてあげましょう。

またお姉ちゃんやお兄ちゃんがいる家庭は、上のお子さんのおもちゃを誤飲してしまうケースも多いです。小さいおもちゃは時間や場所を決めて遊ぶなど、上のお子さんにも協力してもらいましょう。

女性

40代

身近な方の赤ちゃんが誤飲をしてしまった体験談を伺いました。話を聞いてすごく怖い気持ちになりました。対処法を知るためにも体験談を聞く機会は大事。もっと赤ちゃんや子供の事故の体験談を見たり聞いたりして、気を引き締めようと思います。他人事ではないんだよなぁ。

富田規彦

小児科医

赤ちゃん用のおもちゃは、口に入らない大きさに作られているので、この時期に注意が必要なのは、煙草の吸い殻やコイン、ボタン電池などです。立ち上がって手の届く範囲には置かないようにしましょう。


(赤ちゃんの事故については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが頭をぶつけた時の対処法は?泣かない時や嘔吐の際は?

生後10ヶ月の赤ちゃんでも「自分でやりたい」がある

身体面と共に心の発達も著しい時期です。自我が強くなり「自分でやりたい」という気持ちがどんどん芽生えます。安全面に気をつけながら、できるだけ赤ちゃんの気持ちを尊重してあげてくださいね。

他のお友達が持っているおもちゃを取ろうとするなど、子供同士でのコミュニケーションも少しずつ生まれてきます。支援センターや児童館などを利用して、お友達と関わる機会を作ってあげるのも大切です。

赤ちゃんとのコミュニケーションを大切に

まだ話をすることはできませんが、たくさん話しかけてコミュニケーションをとりましょう。たくさんの言葉を聞くことが、赤ちゃんの言葉の発達をうながすことにもつながります。

また、赤ちゃんの自我が強くなることで自己主張も少しずつ激しくなります。泣いたり怒ったりしながら色々な表情を見せてくれる赤ちゃんに、一つ一つ丁寧に対応するようにしましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんとのおすすめの遊び方

動きが活発になり、色々な遊びを一緒に楽しむことができるようになる時期です。今回は、赤ちゃんとのおすすめの遊び方やおもちゃを紹介します。

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