赤ちゃんのお座りはいつから?練習は必要?やり方は?早すぎは注意?
【医師監修】赤ちゃんは日々成長します。特に、お座りができるようになると一人遊びもできるようになりママのお世話もグッと楽になりますよね。そこで今回は、赤ちゃんのお座りがいつからできるようになるのか、お座りの前兆やいつから練習を始めるのが良いかなどについて説明します。
赤ちゃんがお座りしようとしても「すぐに倒れる」「体勢が崩れてしまう」場合は、腰がしっかりすわっていないことが考えられます。腰がすわる前にお座りさせる場合は、上体をしっかりと支えてあげましょう。時間も短くして、赤ちゃんが倒れてしまわないように注意する必要があります。
赤ちゃんがお座りを始める時の注意点4選!
赤ちゃんの成長には個人差があるので、お座りを始める時期も違います。それでも「早い」「遅い」場合は心配になるかもしれません。赤ちゃんがお座りを始める時の注意点を紹介します。
お座りを始める時の注意点【早い】
赤ちゃんの成長は、まず首の筋肉が発達して首がすわることから始まります。次に背中や腰の筋肉が発達して寝返りがうてるようになり、さらに骨盤の筋肉が発達して腰がすわります。そして「お座り」「つかまり立ち」「よちよち歩き」へと成長していくのです。
お座りを始める時期が早すぎた場合、腰や背中を痛めてしまったり、骨格の発達に影響を与えてしまうこともあるため注意が必要です。クッションや座布団などでしっかり支えて、負担を軽くしてあげましょう。
お座りを始める時の注意点【遅い】
生後10か月ごろになると「つかまり立ち」ができるようになり、早い赤ちゃんは「あんよ」を始めます。赤ちゃんのお座りがあまりにも遅いと感じた場合には小児科や専門の方に相談してみるとよいでしょう。「10か月健診」の時に指摘され、医療機関の受診を勧められる場合もあります。
お座りを始める時の注意点【運動発達遅延】
お座りを始めるのが遅い赤ちゃんが、健診で「運動発達遅延」の可能性を指摘される場合があります。ただ、これが病気によるものかは慎重な判断が必要です。赤ちゃんの発達は満期産か早産かによって大きく変わります。お座りをしようとせず、立ちたがる赤ちゃんもいます。専門医にしっかり診てもらった上で、判断してもらいましょう。
(相談先に困った場合は以下の記事も参考にしてみてください)
お座りを始める時の注意点【無理をしない】
お座りの練習は、赤ちゃんが寝返りをできるようになるまで成長してから始めましょう。無理にお座りをさせようと練習をするのはNGです。「遅い」「できない」と焦らず、成長に合わせて少しずつ練習を始めましょう。筋肉の発達とともに、お座りからつかまり立ちへと成長するのは一連の流れです。
(つかまり立ちについては以下の記事も参考にしてみてください)
お座りの練習のやり方4選
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