生後2ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は?平均は?昼夜逆転は治る?体験談も

【医師監修】生後2ヶ月になると赤ちゃんの成長に喜びを感じる反面、不安になることも多くありますよね。赤ちゃんの睡眠時間に悩むママも多いのでは?この記事は、生後2ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の平均や昼夜逆転の原因、対処法などをご説明します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 生後2ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は?
  2. 生後2ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の平均
  3. 赤ちゃんの睡眠時間が平均より短いとき
  4. 睡眠時間が平均より長い赤ちゃんも
  5. 生後2ヶ月の赤ちゃんが昼夜逆転することも
  6. 生後2ヶ月の赤ちゃんの昼夜逆転を治すポイント!
  7. 生後2ヶ月の赤ちゃんが昼夜逆転!みんなの体験談
  8. 生後2ヶ月の睡眠時間は個性と生活リズムを大切に

人の睡眠は浅い睡眠と深い睡眠の繰り返しです。生後2ヶ月の赤ちゃんはそのサイクルの間隔が短く、浅い睡眠の時間が長いといわれています。また、中には浅い睡眠から深い睡眠への切り替えが上手にできない赤ちゃんも。このような理由で生後2ヶ月の赤ちゃんはちょっとしたことで目を覚ましやすく、短い睡眠時間になりやすいのです。

(赤ちゃんのぐずりについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・新生児のぐずりがひどい!いつまで続く?原因と対処法は?

赤ちゃんの睡眠時間が平均より短い【ミルクが足りない?】

赤ちゃんが泣いて睡眠時間が短いと「母乳やミルクが足りていないのかな」と迷うママもいるでしょう。母乳の場合は飲む量がわらず不安になるママも多いかと。生後2ヶ月の赤ちゃんは新生児の頃より成長し、様々な理由で泣くようになります。母乳やミルク以外の要求も泣いて伝えるので、不快がないかを確認して、あれば取り除いてあげます。

前回の授乳から2〜3時間間隔があいていて、それでも泣いている場合は母乳やミルクをあげましょう。間隔が短い状態で母乳やミルクをあげていると、赤ちゃんの様々なトラブルにつながります。泣いたらまず母乳やミルク以外の対処法をとりましょう。

マキ先生

小児科医

一般的には、ミルクより母乳のほうが消化がよく、授乳を要求する間隔が短い傾向にあります。またお腹が空いただけでなく、少し喉が渇いて泣いていることもあります。授乳間隔にこだわり過ぎず、色々やっても泣き止まない場合は、おっぱいやミルクをあげてみても大丈夫です。

(赤ちゃんの泣き声についてはこちらの記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの泣く理由は泣き声でわかる?聞き分け方は?【動画で解説】

赤ちゃんの睡眠時間が平均より短い【生後2ヶ月から黄昏泣きが始まる子も!】

「黄昏泣き」とは、夕方頃に何をしても赤ちゃんが泣きやまない状態のことです。一般的には生後3ヶ月から始まりますが、生後2ヶ月から黄昏泣きが始まる赤ちゃんもいます。30分以上何をしても泣き止まない、いつも夕方頃泣いているようなら黄昏泣きだといえるでしょう。

この場合は声をかけつつ、泣いていても仕方ないと割り切りましょう。平均的には生後5ヶ月頃から自然となくなっていきます。

睡眠時間が平均より長い赤ちゃんも

昼間も夜もたくさん寝て睡眠時間が長い赤ちゃんもいます。ママにとってはありがたいですが、母乳とミルクの量や赤ちゃんの体調が心配になりますよね。赤ちゃんの睡眠時間が短いママも大変ですが、長くてもママの不安はつきません。

生後2ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間が平均より長いとき、「どう考え」「どう対処」すれば良いのでしょうか。注意点も合わせて下記でご説明します。

睡眠時間が平均より長い赤ちゃん【起こしてミルクをあげるべき?】

生後2ヶ月の赤ちゃんが昼間も夜も寝てばかりで1日に飲む母乳やミルクの量が少ないと、ママは心配になりますよね。赤ちゃんを起こしてでも母乳やミルクを飲ませるかどうかの目安は、赤ちゃんの体重にあります。

母乳やミルクを飲む量が少なく体重が増えていない場合、寝ている赤ちゃんを起こして授乳します。体重の増加量の目安は1日に約30gです。

数字に対して過度に神経質になる必要はないので、赤ちゃんの体重の推移をおおらかに見守りましょう。母乳やミルクを飲まず寝てばかりでも、体重が1日に30g増えていれば大丈夫。寝ている赤ちゃんを無理に起こす必要はありません。