【医師監修】高温期とは?体温は何度くらい?基礎体温の測り方と妊娠しやすいタイミング!
妊活には自分の基礎体温が何度かを知ることが重要。高温期や低温期がある基礎体温ですが、何度が適切なのか知りたいですよね。また、高温期と低温期の意味や正しい基礎体温の測り方、そして妊娠しやすいタイミングはいつなのかを紹介します。
適切な高温期・低温期の基礎体温は何度?
それでは、この高温期・低温期の基礎体温は、妊娠を目指すにあたって、何度ぐらいが目安となるのでしょうか?
高温期と低温期がはっきりわかれるのが理想
まず、大前提、高温期・低温期が何度であるかということより、大切なことがあります。それは、高温期と低温期がはっきりわかれていることです。高温期と低温期を正しく計測したものを折れ線グラフにした時、どこからが高温期でどこからが低温期なのかがしっかり読み取れるようにはっきりしているのが理想です。
高温期と低温期の分かれ目となるのは何度?
高温期と低温期の分かれ目の温度がどのくらいかというとズバリ36.5度。基礎体温表などを見ると分かりやすいのですが、36.5度のところは赤線になっていたりして強調されています。高温期はこの線より上、低温期はこの線より下にあるとしっかり測れていることがわかる目安となります。
また、36.5度を分かれ目として高温期と低温期に0.3度以上の差が出ていることも基礎体温が正常かどうかを知る目安になります。36.5度を挟んでいたとしても基礎体温差が0.3度未満の場合はあまりしっかり測れていないか体調やホルモンバランスに問題がある可能性があります。
高温期は何度?目安は36.65〜36.8度
d20。昨日から高温期ってことでいいのかなー。とりあえずいいことにしようかなー
2年くらい基礎体温図ってるけど平均が低すぎるねぇ……
高温期の目安がどのくらいかというと、その目安は36.65〜36.8度程度となっています。もともと体温が高めの人の場合、高温期にはほとんど37度になっているということもあります。この数字はあくまで目安なのでこの数字だけを信じこむのではなく、どのくらいが自分の正しい体温なのかをしっかり把握することが大切です。
高温期に入ったなのに体温が低いままで上がらないという場合には排卵がうまくいっていない、黄体機能不全を起こしている場合もあります。あまりに不安定な状態が続く時には婦人科で相談しましょう。
基礎体温が上がらない原因などについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
低温期は何度?目安は36.45度以下
低温期の目安は何度でしょうか。その目安は36.45度以下ですが、これは高温期と低温期の分かれ目である36.5度を下回っているかどうかがポイントとなっています。これについても高温期の体温と0.3度以上の差が望ましいため、基礎体温をしっかり確認しましょう。
体温が低めの人の場合、低温期には通常の人よりもさらに低い状態が続いてしまうことになります。妊活にとって著しく体温が低いのはあまり望ましくありません。日頃から必要以上に体温が下がらないように血流の促進を意識するのがおすすめです。
低温期の体温の目安などについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
低温期最終日(排卵日)はさらに体温が下がる
低温期も高温期と同様に14日程続きます(28日周期の人の場合)。そしてこの低温期の最終日に排卵が起こります。この排卵日ですが、普段の低温期の体温よりもさらにぐっと下がります。この日だけ0.1〜0.2度ほど体温が下がるため、正しく基礎体温をつけていれば今日が排卵日だと気づくことがでるんですね。
高温期・低温期の期間も重要
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