高温期が短いと妊娠しにくい!短い人の特徴・原因と改善法!体験談も!
【医師監修】基礎体温を測っていると「なんだか高温期が短い」「高温期中の体温がガタガタで不安定」などの不安を感じた事はありませんか?高温期が10日間より短い場合は体が妊娠しづらい状態になっているかもしれません。今回は高温期が短くなってしまう原因と改善法についてご紹介します。
高温期が短いと妊娠しにくい?
妊娠の為には「高温期の期間の長さが重要」と、聞いた事はありませんか?高温期の長短で必ずしも妊娠出来ないと判断出来るわけではありませが、少なくとも規則正しい基礎体温の方と比較すると、妊娠の可能性が低いとされています。では、どうして高温期が短いと妊娠しづらいのでしょうか?
短い高温期がもたらす影響
高温期が短いと妊娠しにくいとされている理由は、高温期中に必要なホルモンが足りず、ホルモンバランスが乱れるからです。ホルモンバランスが乱れていると子宮内の環境が悪く、受精卵が着床出来ずに不妊症の原因となる場合があります。また、仮に着床できても生殖機能が上手く働かない為に妊娠継続に必要なホルモンが不足してしまいます。それによって、妊娠を維持しきれずに流れてしまう可能性もあります。
つまり、高温期の長さは妊娠に適した体かどうかのバロメーターとなっています。基礎体温の乱れから、不妊症の原因が発覚するケースも多いものです。基礎体温を測っていない方は、今日からでも始めて、ご自身の高温期がどのくらいあるのか確認してみる事をおすすめします。
(基礎体温については以下の記事も参考にしてみてください)
どの程度の日数だと高温期が短いと言うのか
生理周期は人によって28日周期だったり、36日周期だったりと大きく異なりますが、高温期はどの人もおおよその範囲内にあります。では、高温期の日数の目安はどのくらいなのか、どの程度の日数だと「短い高温期」と判断するのかをご説明します。
理想的な高温期の日数
一般的に高温期とは排卵後から次回の月経開始までの期間です。排卵後、次の生理までの期間は約14日間と言われており、それに比例して高温期も14日±2日が理想とされています。しかし、排卵から高温期まで到達するのに2~3日かかる場合もあるので、それを差し引いて考慮すると高温期は10日以上あれば問題ないとされています。
カズヤ先生
産婦人科医
測り方の条件の違いや、体質によっても高温期が続く周期が微妙に違ってきますので、実際には7日前後でも正常の人もいます。
(基礎体温と生理の関係については以下の記事も参考にしてみてください)
高温期が10日間以下だと短い?
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