授乳中に乳首が痛い！白斑・乳口炎が原因？11個の対処法や予防策を紹介！

乳首が切れやすいのは、授乳を始めたばかりの時期と、赤ちゃんに歯が生え始める時期だといわれています。授乳のときに乳首が痛い、と悩んでいるママは多くみられます。乳首が切れてきて息を飲むほど痛いのに、頻回授乳が避けられないことで苦しむ人も多いことでしょう。

では、どうして乳首に痛みを感じてしまうのでしょうか？原因を紹介していきます。

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授乳を始めた時期に乳首が切れてしまう原因としてまず考えられるのは、浅吸いです。抱き方が間違っていたり、乳輪が硬いことなどが原因で赤ちゃんが乳首だけを吸ってしまうことを浅吸いといいます。

妊娠中や出産直後の乳首はとても敏感なので、乳首がひび割れてしまった場合は下着や洋服がこすれるたびに痛みを感じ、授乳中にも痛みを感じ、血が出てしまう可能性があります。

乳輪などが硬いことが原因で赤ちゃんが浅吸いをしてしまう場合は、授乳の前にササっとできるおっぱいマッサージもあるので、試してみるといいかもしれませんね。

赤ちゃんに歯が生え始める時期に乳首が痛いと感じる場合は、赤ちゃんが乳首を噛んでしまっている可能性が高いでしょう。赤ちゃんに歯が生え始めたころに、歯で乳首を噛まれてしまうことはよくあることです。とても痛いので、赤ちゃんに悪気がないと分かっていても授乳が怖くなってしまうかもしれませんね。

産後、授乳中の痛みを放置した場合、どうなるのでしょうか？授乳中の乳首の痛みを放置すると、白斑や乳口炎を引き起こす可能性があります（※1）。乳口炎というのは、母乳の出口である乳口が詰まったり、炎症を起こすことで起こる症状です。また、白斑は、母乳のカスや水ぶくれなどによって乳頭に白っぽいできものができる、乳口炎の症状の1つです。

さらに白斑や乳口炎を放置すると、乳腺炎になってしまう可能性があります。乳腺炎になると乳腺が詰まることで乳房に激痛を感じたり、発熱や悪寒などの症状を感じることになるでしょう。

このように、乳首の痛みを放置すると症状が悪化してしまう可能性が高くなります。乳首の痛みを感じた場合は、早めに対処をすることが大切ですね。

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乳首の傷を放置して白斑や乳口炎、乳腺炎になった場合、どのような症状が現れるのでしょうか？白斑や乳口炎、乳腺炎にかかった場合の症状を紹介します。

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白斑というのは、乳腺の出口に母乳が詰まって、白いニキビのようなものができる症状のことです。母乳が詰まっているので、授乳の度に痛みを感じます。放置していると乳腺炎になる可能性もあるので、白斑の症状が見られる場合は早めに対策をすることが大切です。（※2）

授乳時の赤ちゃんの浅吸いは、乳首の表面を傷つける可能性があるだけでなく、母乳が詰まる原因になる可能性もあるので、母乳の吸い方を見直すことはとても大切なことだといえるでしょう。

乳口炎は、母乳が出る乳口が何らかの原因で詰まったり、炎症を起こすことで発症します。乳口炎の症状は白斑とほぼ同じで、乳頭に水膨れや母乳のカスが溜まってしまうというものです（※1）。乳口炎や白斑は乳腺炎の原因になるので、なるべく早く対処することが必要です。

白斑や乳口炎は、2種類に分けられます。乳栓が詰まることで起きるものと、乳口の傷が炎症を起こすことが原因で起きるものです。乳栓が詰まることが原因の乳口炎になる原因には、飲み残しの母乳が乳栓になってしまい、乳口を詰まらせることや、授乳間隔が開きすぎていることのほか、赤ちゃんが母乳を飲む量が少ないことなどが挙げられます。

また、乳首に何らかの原因で傷がついた後、治らないまま放置していると雑菌が繁殖し、炎症を起こす可能性があります。乳口が炎症を起こすことで乳口炎になってしまう場合、赤ちゃんが母乳を飲む時の飲み方に問題があったり、授乳の時間が長すぎることが理由として考えられます。