赤ちゃんの夜泣きはいつから?いつまで続く?原因・対処法を月齢・年齢別に紹介

【医師監修】夜泣きはいつからいつまで続くのでしょう?本記事では赤ちゃんの夜泣きはいつから始まっていつまで続くのかなどの疑問や、夜泣きの月齢・年齢別の原因や対処法を紹介。夜泣きが毎日ひどくてイライラしてしまった時の対処法や、泣き止ませるのに効果的なアイテムなども紹介します。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまで?
  2. 夜泣きの月齢・年齢別の原因
  3. 夜泣きの月齢・年齢別の対処法
  4. 夜泣きでイライラしてしまった時の対処法は?
  5. 夜泣きがひどい時に効果的なアイテム7選!
  6. 夜泣きはいずれ終わるから悩みすぎないで!

2歳以降の夜泣きの原因は、精神的なストレスによるものが多いと考えられています。脳が発達したことにより「つらい出来事を思い出してしまう」「嫌な思い出が夢に出た」と夜泣きをしてしまう子どもも少なくありません。

また、2歳以降の子どもは環境の変化にも非常に敏感です。就園や引っ越し、きょうだいの誕生などがあったときは夜泣きが起こる可能性があると考えておきましょう。

渡邉恵里

小児科医

夜泣きする子の原因で最も多いのは不安と言われています。その事を念頭に、子どもが落ち着く入眠儀式など探してみるといいでしょう。

(2歳児の夜泣きの原因については以下の記事も参考にしてみてください)

2歳児の夜泣きの原因は?対処法はある?もしかして夜驚症?体験談も

夜泣きの月齢・年齢別の対処法

夜泣きの原因が赤ちゃんの月齢や年齢によってさまざまであるように、その対処法も月齢・年齢によって異なってくるものです。そこで、ここからは赤ちゃんの月齢・年齢別の夜泣きの対処法を紹介します。

新生児期~生後4ヶ月頃

新生児~生後4ヶ月頃の時期の夜泣きの対処法としては、まず赤ちゃんが眠る環境を整えることが挙げられます。赤ちゃんがリラックスして眠りにつけるよう、部屋の暗さや周囲の音に気を配ってみましょう。夜泣きをし始めたらオムツ交換や授乳などをおこない、赤ちゃんが不快に感じているものを取り除いてあげてみてください(※3)。

また「どんなに授乳をしても赤ちゃんの夜泣きがおさまらない」という場合には母乳の出が悪く量が足りていない可能性もありますので、産婦人科の母乳外来で相談をしてみると良いでしょう。

生後5、6ヶ月~1歳頃

生後5、6ヶ月~1歳頃の時期の夜泣きの対処法は、赤ちゃんの生活リズムに気を配り、昼夜のメリハリをつけることです。朝は7時ごろに起こして日光を浴びさせると、体がしっかりと覚醒すると言われています。日中は活動的に過ごすことを心がけ、外遊びやお散歩などで体力を消費させてみましょう(※3)。

また、夜の入眠をスムーズにするために、お昼寝の時間が長くなりすぎないように注意しておいてくださいね。

1歳以降

先輩ママ

20代後半

1歳半を過ぎた息子の夜泣き対策で、寝る前のルールを決めてみた。毎日寝る30分前に、子どもに好きな絵本を選んでもらって布団の中で読み聞かせ。「お話が終わったらねんねだよ」と声かけを根気強く続けてたら、決まった時間に眠れるようになってきて、夜泣きも落ち着いてきてる。

1歳以降の夜泣きの対処法には、以下のようなものがあります。まずはひとつずつ試して、効果的な対処法を見つけてみましょう。

●寝かしつけの方法を決めて習慣を作り、赤ちゃんに寝る時間だと体で覚えてもらう
●寝る前にもしっかりとスキンシップを取っておく
●部屋の電気をつけて、いったん目を覚まさせる
●絵本の読み聞かせや子守歌で気持ちを落ち着かせる

部屋の電気をつけたり、声をかけたりしてもひどく泣き続けている場合は、一度小児科で相談してみると良いでしょう。

(断乳・卒乳後の夜泣きについては以下の記事も参考にしてみてください)

断乳・卒乳後の寝かしつけ方法は?赤ちゃんが夜泣きした時の対処法も紹介

2歳以降

2歳以降の夜泣きの対処法は、寝る前に子どもとゆっくり話す時間をとることです。この時期の子どもは心の不安定な状態が夜泣きにあらわれがちなので「今日はどんなことがあったかな?」と優しく声をかけてあげましょう。寝る前にママと話をすることで、子どもは心の整理をしながらリラックスして眠りにつくことができます。

夜泣きでイライラしてしまった時の対処法は?