シングルマザーの生活事情。手当や助成金は?母子家庭の生活費節約術も!

シングルマザー(母子家庭)の手当・助成金や、減免・割引手当制度、自立支援給付金、離婚後の養育費について紹介します。さらに、シングルマザー(母子家庭)の生活の実情や、生活費節約術を【体験談】とあわせて紹介しますので参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. シングルマザー(母子家庭)の手当・助成金
  2. シングルマザー(母子家庭)の減免・割引手当制度
  3. シングルマザー(母子家庭)の自立支援給付金
  4. 離婚後のシングルマザーが貰える養育費とは?
  5. シングルマザーの生活の実情は?
  6. シングルマザーの生活費節約術
  7. シングルマザーでも安定した生活を送ろう

養育費を子供が何歳になるまで支払うかの期限については明確には定められていません。親同士の話し合いで決定することがほとんどといえるでしょう。子供が高校を卒業する18歳までとする家庭もあれば、成人する20歳までと決める家庭もあります。一般的には、子供が大学を卒業するまで支払うという家庭が多い傾向にあります。

養育費の相場

養育費の額は、父と母の収入額などによって異なるため家庭によっても額には差があります。養育費の相場は「養育費・婚姻費用算定表」という基準表をもとに算出されます。

子供の人数や子供の年齢、養育費を支払う側の年収と養育費を受け取る側の年収、支払う側が給与所得者か自営業者かによって、基準とする表が異なり算出される相場の額も変わってきます。これらの要素をしっかり考慮した上で、養育費の額を決める必要があるのです。

シングルマザーの生活の実情は?

シングルマザー(母子家庭)の生活の実情はどうなっているのでしょうか。ここでは、シングルマザー(母子家庭)になった理由や世帯数など、シングルマザー(母子家庭)の実情についてくわしく紹介していきます。

(シングルマザーについては以下の記事も参考にしてみてください)

シングルマザーが語る子供の認知をするべき7つの理由!拒否された時の対処法!

母子家庭の数は123万世帯に

会社員

30代

母子家庭はまわりでもすごく増えてるなと感じます。市営住宅に住んでるので、ご近所には母子家庭がたくさん。母子家庭だから…と引け目に感じたり、まわりから差別的な目で見られることもまったくないよ。

母子家庭が増えるのがいいこととは思わないけど、母子家庭も生活しやすい時代になったのは確かかな。

全国の母子家庭の世帯数は、平成28年度の調査では123.2万世帯となっています。母子家庭の世帯数は、平成5年に79.9万世帯、平成10年に95.5万世帯、そして平成15年には122.5万世帯と増加傾向にありました。平成23年は123.8万世帯なので、近年は横ばいが続いてる状況といえるでしょう。

母子家庭となった理由

サービス業

40代

うちは、離婚して母子家庭になりました。まわりにもシングルマザーは数人いるけど、みんな離婚で母子家庭になってる。離婚率が高くなってると聞くけど、本当まわりでも離婚が増えてる気がするよ。

女一人でもしっかり稼げる時代になったし、昔ほど我慢して結婚生活を続ける人が少なくなったのかな。

シングルマザー(母子家庭)になった理由は、離婚がもっとも多いとされています。全体のおよそ8割を占めるため、母子家庭のほとんどが離婚が理由であることが分かります。その次に多い理由が未婚で、全体のおよそ1割程度です。そして、死別、その他の理由と続きます。

(離婚については以下の記事も参考にしてみてください)

単身赴任は離婚率が激高っ!その理由&7つの回避策!夫婦の本音多数!

母子家庭になった人の年齢

販売業

30代

私は25歳で結婚して27歳で出産し、33歳でシングルマザーになりました。まわりでも、シングルマザーの友達はほぼ同世代です。20代では母子家庭で頑張る術がまだなかったかもしれないけど、30代の今は何とかやれてると思う。

平成28年度の全国ひとり親世帯等調査によると、母子家庭の母の平均年齢は41.1 歳であり、年齢階級別でみると「40~49歳」が48%ともっとも多く、次いで「30~39歳」が30.2%となっています。

母子家庭になった時点での平均年齢は33.8 歳で、年齢階級別でみると「30~39歳」が43.7%ともっとも多く、次いで「20~29歳」が25%となっています。母子家庭の母の平均年齢と母子家庭になった時点での平均年齢は、どちらも前回(平成23年度)の調査よりも上昇傾向にあるようです。

母子家庭の就業状況

母子家庭の母の就業状況は、81.8%が何らかの形で就業しており、そのうち正規の職員・従業員が44.2%となっています。この割合は、前回(平成23年度)の調査では39.4 %だったため、少しづつですが増加傾向にあると考えられます。増加傾向にはあるとはいえ、やはりまだ半数にも満たない割合です。

事務

40代

私は離婚してから資格を取り、正規で働けていますが、まわりの母子家庭の知り合いはまだまだパートやアルバイト勤務の人も多いのが実情です。パートやアルバイトだとやっぱり貧困で苦しいみたいで…。朝も夜も必死で働いている人もいます。

私も正規ではあるけど、助成金や手当がないと貧困になってたかも…。