おむつかぶれはワセリンで対策!原因や、ワセリンの塗り方など治し方の注意点も!

おむつかぶれとは?という疑問をはじめ、原因・対策や、おむつかぶれの症状と他の皮膚トラブルとの違いについて詳しくお伝えします。また、おむつかぶれにワセリンを使うメリット・デメリットや、塗り方のポイント、ワセリンを塗る際の注意点についてもご覧ください。

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Contents
目次
  1. おむつかぶれとは?
  2. おむつかぶれの原因・対策
  3. おむつかぶれの症状は?他の皮膚トラブルの違いは?
  4. おむつかぶれでワセリンを使うメリット・デメリット
  5. おむつかぶれへのワセリンの塗り方
  6. おむつかぶれでワセリンを使う際の注意点
  7. おむつかぶれ予防対策に関する体験談
  8. 赤ちゃんのおむつかぶれはワセリンを使おう

おむつかぶれの症状は?他の皮膚トラブルの違いは?

ここからは、赤ちゃんにとってストレスとも言えるおむつかぶれの症状や、その他の皮膚トラブルとの違いについて詳しくお伝えします。おむつかぶれか他の皮膚トラブルかを見極めるヒントになるので、気なる方はぜひご覧くださいね。

おむつかぶれの主な症状

おむつかぶれの主な症状は、おしりの真ん中が赤くなる、プツプツと発疹ができる、水ぶくれになる、皮膚がただれるなど様々あり、ほとんどの症状の場合にかゆみを伴います。また、おむつかぶれの症状は、おむつが触れている部分にのみ現れます。(※)

悪化すると、血がにじむこともあるので注意が必要です。

皮膚カンジダ症

おむつかぶれと似た症状に皮膚カンジダ症があります(※)。おむつかぶれと同じように肌が赤くなったり、皮膚がむけたり悪化するとブツブツに膿がたまることもあります。おむつ部分にできることが多く、おむつかぶれと似ていますが、おむつが触れていない肌にもできるのが特徴です。

自己判断で市販薬は使わず必ず受診するようにしましょう。

乳児脂漏性湿疹

生後すぐから頭や顔にできる赤い湿疹のことを指し、主な原因は、汗、よだれ、食べこぼしなどです。赤ちゃんによってはかゆみがあったり、なかったりしますが、肌を清潔にしていれば3~4週間で自然に治ることがほとんどです。(※)

(赤ちゃんのよだれついては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのよだれが多い原因は?いつまで続く?対処法や、異常な量の目安も!

アトピー性皮膚炎

慢性的に発疹や強いかゆみを繰り返すのがアトピー性皮膚炎です。肌が乾燥していたり、衣類がこすれる刺激で起こりやすく、またストレスが原因で発症することもあります。肌が弱い新生児には特に注意が必要です。内ももや膝うら、背中など広範囲に症状が現れます。(※)


(赤ちゃんの乾燥肌については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのほっぺが赤いのは病気?原因は?乾燥したカサカサ肌と危険な症状の見分け方も

あせも

汗が体の外に排出されず周りの組織を刺激することで起きる炎症をあせもと呼びます。わきの下や首回りなどこすれ合う部分によく見られ、かゆみのある小さなプツプツが汗をかいた場所に現れます。

おむつかぶれとの違い

おむつかぶれは、おむつが触れている部分にだけできます。一方、他の皮膚トラブルはおむつが触れていない部分にもできるのが特徴です。

おむつかぶれの場合はおしりを清潔にした後にワセリンを塗りましょう。