高温期15日目はどんな症状？体験談あり！陰性でも妊娠してるかも？

高温期15日目の検査の場合、早期妊娠検査薬では判定時間内に濃い陽性ラインが出た人が多いです。通常の妊娠検査薬だと、尿をかけてから多少時間が経った頃に陽性ラインが出ます。検査直後に判定線が出なくても、その後目で見て分かる程度の陽性反応が出れば、妊娠している可能性は非常に高いでしょう。

高温期の数え間違いなどから、実際の高温期の日数よりも早く検査したため陰性であった場合が多いです。

また、この時期は尿の濃さが検査結果に影響を及ぼしやすいのです。トイレにいってその後すぐの検査や、水分を多量に摂った後の検査では尿が薄くなり、陰性となる場合もあります。一度トイレに行ったら2～3時間空けてから検査をしたり、水分補給をした直後に検査はしないようにしましょう。

（妊娠検査薬の正しい使い方については以下の記事も参考にしてみてください）

一度陽性反応が出ても、その後の再検査では陰性反応が出る場合もあります。このような場合に真っ先に疑われるのが「化学的流産（化学流産）」です。この化学的流産は、受精卵が子宮内膜に完全に着床しきる前に剥がれ落ちてしまうことを言います。普段の生理予定日よりも数日遅れて生理がくるのが特徴です。

そのため、一度は着床しかけてhCGの分泌が始まりますが、剥がれてしまいCGの分泌が停止します。その場合は、陽性から陰性に変わったのだと考えられるでしょう。その他にも子宮外妊娠などの異常妊娠の可能性もゼロではありません。しかし、そのようなケースは極わずかです。

化学的流産は自然に起こる症状のため、事前に防ぐ事は出来ません。そして、誰にでも起こりよくある症状なのです。化学的流産とわかると落ち込んでしまうかもしれませんが、気持ちを切り替えて次週期の妊活に励みましょう。

高温期15日目で妊娠症状が起きておらず、妊娠検査薬の結果で陰性でも、100％妊娠していないわけではありません。妊娠している多くの人は、高温期15日目の妊娠検査で陽性判定が出ています。排卵日の予測の誤差や、化学的流産の可能性、ストレスの影響で生理が遅れているということも頭の片隅に入れておくのがいいでしょう。