【医師監修】高温期なのに生理?高温期に出血する原因や妊娠の可能性について
妊娠したい!と思う女性にとって毎月必要な生理。生理が始まることで排卵も起こります。そのために必要不可欠な基礎体温測定ですが、高温期と低温期あり、この高温期に出血した場合の原因や妊娠の可能性についてお悩みの方にご紹介します。
基礎体温とは、毎朝起きた後(体を動かす前)の体温のこと(※3)。体温はストレスや病気以外を除いて、0.2〜0.3度の間で周期的に変化しています。基礎体温を毎日測って記録すると女性の身体のリズムを知ることができます。
具体的には「排卵日」や「身体の不調」などで、高温期や低温期と呼ばれる波を見て知ることができます。女性にとって基礎体温とはとても大事なものなのです。
(基礎体温については以下の記事も参考にしてみてください)
基礎体温の高温期と低温期について
基礎体温を記録していくと低温期と高温期を交互に繰り返していることがわかります。妊娠を望む女性はこの2つの期間について知っておくことが大切です。では高温期と低温期とはどのような期間なのでしょうか。またどんな症状が起こるのでしょうか。低温期と高温期、2つの期間について解説していきます。
高温期ってどうやって起こるの?
プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの量が増えることで、高温期には体温が高くなります。(※4)
黄体ホルモンはPMS(月経前症候群)の原因の一つにもなり、カサつきやニキビなどお肌の不調を引き起こします。個人差はありますがイライラしたり偏頭痛や発熱、便秘、貧血など様々な体調不良の原因にもなります。
このような症状が毎月訪れるのは決して嬉しいことではありませんよね。しかしこの黄体ホルモンは妊娠や妊娠継続に欠かせないホルモンなのです。
低温期ってなに?
低温期が長いタイプは、卵子の成熟が遅く排卵が遅れ、その結果黄体ホルモンの分泌が減っている可能性があります。漢方では、多くの場合、低温期に陰血を補い、低温期の終わり頃から高温期にかけて陽を補う方法ととります。 pic.twitter.com/2XkjPrNuWg
— 漢方草庵 泰山堂 (@taizantaizan) September 14, 2017
低温期とは普段の体温が続く期間のこと。平均的には36.5度です。身体が低温期の期間に入るとエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの量が増えます。このホルモンによって自律神経が整って女性らしい艶やさをキープでき、心身ともに正常な状態になります。
(高温期については以下の記事も参考にしてみてください)
生理が起こるには女性ホルモンが必要!?
生理予定日が近づくとそわそわしたり、PMS(月経前症候群)になったりしますよね。ここからは女性ホルモンがなぜ女性にとって必要なのか、エストロゲンとプロゲステロンの関係性について解説していきます。
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