排卵日はいつかわかる?生理周期と排卵日の関係や計算方法について

【医師監修】皆さんはご自分の排卵日はいつかご存知でしょうか?妊娠を意識していると、生理周期や排卵日の関係や計算方法が気になりませんか?排卵日がいつ来るのかを簡単に知る方法や生理周期や排卵日の簡単な計算方法といった気になる疑問にお答えしていきますね。

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専門家監修
島袋史
ゆいクリニック(沖縄市)院長。琉球大学医学部卒業。「生まれてからもずっと結ばれていたい」という母と子の想いに応えることが出来るような、祝福に満ちた場を創りたいという想いの下、・・・
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Contents
目次
  1. 排卵日はいつ?妊活には欠かせない知識
  2. 排卵日はいつ?排卵日の正しい計算式
  3. 妊娠しやすいのはいつ?
  4. 生理周期と排卵日の関係
  5. 生理周期が長い原因は?
  6. 生理後の排卵日はいつ?計算方法は?
  7. 排卵日は計算しなくてもいつかわかる?
  8. 排卵日はいつか正しい計算方法を知っておこう

島袋史

産婦人科医

月経周期が正常範囲の25~38日の間でも、月経不順がある場合には、排卵期の予測が難しいため、産婦人科で相談してみる必要があるかもしれません。

排卵日はいつ?生理周期から計算するには?

生理周期から排卵日をある程度予測することができます。生理周期が28日だった場合、その14日後が排卵日前後である可能性が高いでしょう。この場合、生理の終わった日から1日目と数えるのではなく、生理が始まった日を1日目としてカウントします。生理期間が5日間だった場合は、生理後から9日目が排卵日である可能性が高いでしょう。

(生理周期については以下の記事も参考にしてみてください)

生理周期がバラバラになるのはなぜ?排卵との関係や原因を知りたい! | AKANBO[あかんぼ]

生理周期が長い原因は?

排卵期を予測するためにも重要になる生理周期ですが、長すぎる場合には日々の暮らしのストレスが原因の場合があります。また、ストレス以外にも何らかの病気が隠れている可能性もあるため、正しい生理周期を知ることと、適切な対処が必要です。

排卵日はいつ?生理周期が長いと計算方法は?

生理周期の長さとは関係なく、排卵後の生理開始日は14日前後とされています。生理周期が40日であれば、生理開始日から26日前後が排卵日です。

生理が終わった時期が不明だったり、生理周期が定まらなかったりといった場合は、計算での排卵日予測は難しくなります。そんな方は、基礎体温や排卵検査薬を活用するとより正確に排卵日が予測できるでしょう。

1. 生理周期が長いのはホルモンバランスの乱れかも?

女性の生理周期は、様々なホルモンがバランスを取り合っています。そのため、その中の1つがわずかに乱れるだけで、生理周期も大幅に変わってくることがあるのです。

今まで適切だった生理周期が急に長くなったり、逆に短くなったりするようなら自身の生活を見直してみましょう。睡眠時間や過度なストレスがないか、以前と変化があったことなど自身の生活スタイルと生理周期を照らし合わせて考える必要があります。

2. 生理周期が長いと上手く排卵ができていないかも?

生理周期が長すぎる場合、無月経になっている可能性があります。無月経とは生理が止まった状態を表し、何らかのホルモン異常が考えられるでしょう。

また、月経は通常に行われているが卵子が排出されない無排卵状態の場合も考えられます。このように、生理周期の異常から様々な問題が考えられますので、放置せず医師へ相談してください。(※1)

3. 生理周期が長いと閉経の可能性が?!

卵巣機能が停止する「閉経」が間近に迫ってくると、生理後が不明確になったり生理周期はゆっくりと長くなりはじめます。女性の閉経年齢は平均50歳とされていますが、個人差があります。若年層で生理機能が完全に停止してしまう場合もあるので、注意が必要です。

このような早期閉経には、過度なストレスや睡眠時間の減少、その他の病気など様々な要因が考えられます。生理後や生理前に異常を感じた場合は、すぐに医療機関へ相談することしましょう。

生理後の排卵日はいつ?計算方法は?