生理不順でも妊娠できる？妊娠の兆候は確認できる？検査薬はいつ使う？

まずは手を洗い、下着を下げて足を肩幅くらいに広げましょう。ひざを曲げた状態で腰を下ろし、中指と人差し指を膣に入れて子宮口を確認してください。子宮口の向きや固さを確認し、おりものをつまみとります。織物の色や伸び具合も確認しましょう。

女性の体は受精を目的として4週間から1か月サイクルで変化をしているため、排卵日が近くなると子宮口とおりものに変化が現れます。おりもので排卵日を予測する方法については前章でも触れましたね。子宮口も同様、排卵日が近くなると下のほうに降りてきたり柔らかくなったりして、精子を受け入れる準備をしています。

通常生理が順調に来ているのであれば、多くの女性は生理の遅れよって「妊娠したかも」と気が付くようです。しかし生理周期が不順であれば、次の生理がいつ来るかは分からず、ただ遅れているだけかもしれません。生理の遅れ以外で妊娠の兆候を知るためには、どのような方法があるのでしょうか？

通常排卵から生理前の2週間、女性の体は高温期となり、再び体温が下がったところで生理が来ます。妊娠している場合、2週間を過ぎても高温期が続くため、熱っぽく感じる人が多いようです。また妊娠の超初期症状として風邪のような兆候を感じる人も多くいます。妊活中であれば、風邪薬を服用する前に少し妊娠の可能性を考えるようにしてくださいね。

妊娠したことによって今まで好きだったものが急に食べられなくなったり、臭いに敏感になったりすることがあります。急に味覚や臭覚に変化があった場合、妊娠している可能性があるかもしれません。早い人だと妊娠3週目から4週目の妊娠超初期で気がつく人も。

妊娠初期の兆候として代表的なものにつわりがあります。妊娠4週目から妊娠6週目で現れることが多く、7割から8割の妊婦さんが経験をしている兆候です。生理不順の人は生理の遅れよりも前に、吐き気の兆候によって妊娠に気がつく人も多いのではないでしょうか。（※4）

妊娠をすると子宮は赤ちゃんを迎える準備を始めるため、子宮内膜が充実し、子宮は膀胱を圧迫し始めます。そのため妊娠初期にトイレが近くなったと感じる人も多くいるようです。

頭痛がする、胸が張ったり痛んだりする、イライラし精神的に不安定になるなど、生理前にこれらの症状で悩まされる人が多いのではないでしょうか。これらは妊娠初期、妊娠超初期の症状としても挙げられます。症状が続いても生理が来ないようなら、妊娠の可能性はないか考えてみましょう。

（妊娠超初期症状については以下の記事も参考にしてみてください。)