生理不順でも妊娠できる？妊娠の兆候は確認できる？検査薬はいつ使う？

妊娠検査薬は、妊娠によって急激に分泌が増加するhCGと呼ばれるホルモンに反応して、妊娠を判断してくれる薬です。妊娠成立直後にはまだこのhCGホルモンの濃度は高くありません。妊娠検査薬を使っても反応しないことがあるため、生理予定日の1週間後から正確な判定ができるといわれています。

生理不順の場合、次の生理予定日を予測するのは難しいですね。その場合は前回の生理開始日から40日から45日後位に使用してみましょう。心当たりの日があり、妊娠した日が分かるのであれば、その日から3週間後を目安に使用してみてください。（※5）

妊娠検査薬が陰性だからといって可能性が0とは限りません。妊娠検査薬を使用するタイミングが早すぎたり、尿の濃度や量が判定に不十分だったりした場合、後に妊娠が発覚したということも多いようです。多胎児を妊娠しているときにも正しい判断ができていない可能性があるため、妊娠の兆候があるようなら産婦人科で判断してもらいましょう。

（妊娠検査薬の使い方については以下の記事も参考にしてみてください）

生理が来ないのに妊娠検査薬も陰性だった場合、他に原因が潜んでいる可能性があります。いつものことだからと放置してしまうと、妊娠しにくい体になってしまうなど取り返しのつかない事態になってしまうケースも。生理不順がひどく原因も分からないのであれば、病院を受診するようにしてくださいね。

女性ホルモンはストレスと密接な関係にあり、一時的に感じたストレスでも生理不順につながることがあります。生活環境の変化など、自分では気が付かないうちにストレスを感じていることもあるようです。薬の副作用で女性ホルモンのバランスが乱れることもあるため、服用中の薬についても医師や薬剤師に相談したほうが良いでしょう。