生理後にイライラする！原因と解消法は？漢方も効果的？

生理前はイライラする人も多いでしょう。生理前のイライラは月経前症候群・PMS（Premenstrual Syndrome）と言われます。しかし、生理がおさまったにも関わらず生理後もイライラが続いていることも。この記事では、そんな生理後のイライラについて解説していきます。

（生理については以下の記事も参考にしてみてください）

生理の後のイライラは大きく分けて2つの原因が考えられます。1つ目は「自律神経失調症」や「更年期障害」などの生理前後の身体要因です。2つ目の要因としては「家庭の借金」や「嫌な作業を行う」などの精神的な不安感からくる環境要因です。

この場合、PMS（月経前症候群）と同様に女性特有のホルモンバランスが崩れる影響で生理後もイライラが続いてしまいます。

PMS（月経前症候群）と同様に生理後のイライラや気持ちが落ち込む、不安感がある、眠気が起きるなどの原因は女性特有のホルモンが関係しているといわれています。エストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）というホルモンが増えたり減ったりすることで生理の始まりと終わりをコントロールしています。

生理が終わってから次の排卵までは、エストロゲンが多く排卵後から生理が始まるまではプロゲステロンが分泌されます。生理前はこのホルモンバランスが乱れる影響でイライライが起こりやすくなるといわれています。

生理後はプロゲステロンが減少してエストロゲンの分泌量が増えず、プロゲステロンの方が多く分泌された状態になっている可能性があります。生理前の状態が正常に戻るところが戻らないため、生理後もイライラがつづいてしまうということです。

（PMSや女性ホルモンについては以下の記事も参考にしてみてください）

女性は毎月の生理で鉄分が定期的に失われるため、もともと貧血になりやすい傾向があります。無理なダイエットや偏食も加わると栄養も偏り鉄分不足になりやすいようです。

貧血になるとなぜイライラしてしまうのでしょうか。貧血は血中のヘモグロビンが減少することで身体中が酸欠状態を引き起こします。酸欠状態で身体はより酸素を取り込もうとするため心拍数が上がり、気持ちが落ち着かない状態になってイライラします。