生理前にめまい…！症状別の原因と対処法！PMSや妊娠の可能性も？

頭がふわふわしたり目がぐるぐる回ったりしたら、できるだけ体を休めましょう。横になって寝るなどして、眩暈（めまい）が落ち着くまで休むのが1番簡単な対処法です。状況や場所によってはそれらの対処ができない場合もあります。そんなときは目を閉じて症状を軽減させましょう。

ひどい眩暈（めまい）が起きているのに無理をすると転んで怪我をしたり、悪化して吐き気などを引き起こしたりしてしまいます。自分の体を守るためにも早めの対処が大切です。

眩暈（めまい）が起こる時期によっては、月経前症候群（PMS）か妊娠が原因である可能性が考えられます。妊娠を希望している女性にとって、眩暈（めまい）の原因がどちらなのかは気になるところでしょう。月経前症候群や妊娠が原因で起こる眩暈（めまい）と、生理中に起こる眩暈（めまい）の見分け方をご説明します。

生理前になると「貧血」や「イライラする」など、体や心の不調を感じることがあるでしょう。このような症状をまとめて月経前症候群（PMS）と言います。なぜ起きるかというと、女性ホルモンのバランスが急激に変動するからです。症状は人や各月によって様々ですが、症状としては眩暈（めまい）や吐き気が現れることがあります。（※2）

前述しましたが、眩暈（めまい）には黄体ホルモンが大きく関わっています。妊娠すると子宮内の環境を整える黄体ホルモンが多く分泌されるため、生理前・生理中と同じように眩暈（めまい）が起きるのです。週数によってはつわりによるひどい吐き気もあるため、場合によっては動けない状態になる場合もあるでしょう。

（妊娠超初期の症状については以下の記事も参考にしてみてください）

月経前症候群（PMS）や妊娠と、生理前・生理中の眩暈（めまい）を見分けるには、自分の生理周期の把握が重要になります。

生理前の時期なら、月経前症候群の可能性が高いです。生理中のはずなのに生理がこない、眩暈（めまい）がするなどの症状があれば妊娠の可能性もあります。もちろんホルモンバランスの乱れで生理が遅れているだけの場合もあるでしょう。生理予定日1週間後まで生理がこなかったら、市販の妊娠検査薬を使って妊娠の有無を確認してください。

ホルモンバランスの乱れによる生理不順の人は、自分の生理周期を把握しづらい人もいます。最初は生理周期が安定しなくても徐々に掴めてくるはずです。まずは手帳などに生理がいつからきて何日間続いたかを記録しましょう。余裕のある人は基礎体温を測るのもおすすめです。

（妊娠超初期の症状については以下の記事も参考にしてみてください）