【医師監修】生理を遅らせる・早める薬の効果・副作用は?注意点も!体験談あり
旅行の時など「生理を遅らせることや早めることで調整したい」と思った時に便利な薬の中で代表的なのが「プラノバール(中用量ピル)」です。実際に薬を使って「生理を早める」「遅らせる」ということができたのかを、体験談を通してみていきましょう。効果や副作用、注意点等もご紹介します。
プラノバール(中用量ピル)は生理を遅らせたり不妊治療に使われたりと非常に使用頻度の高い薬ですが、注意すべき点もあるので紹介しましょう。
プラノバールの注意点【不正出血があったら病院に相談】
プラノバール(中用量ピル)を服用していると、不正出血が起こることがあります。プラノバールを飲み終えて3~4日経つ頃には、人工的に作り出していた排卵後の状態がなくなるため生理(月経)が来るからです。生理の出血がいつまでもダラダラと続いたりプラノバールを飲み始めてすぐに不正出血があったりした時には異常を疑い、病院を受診しましょう。
(不正出血については以下の記事も参考にしてみてください)
プラノバールの注意点【飲酒や喫煙は控えよう】
お酒を飲み過ぎてしまうと嘔吐したり下痢の症状が出やすくなったります。プラノバール(中用量ピル)を飲んでから時間が経たないうちに嘔吐してしまうと、薬成分が身体に吸収されません。また下痢の場合も成分がしっかり吸収されずに排出されてしまうため、効果は薄れてしまいます。
さらに喫煙は血栓症ができやすくなると言われています。プラノバール(中用量ピル)を服用しながら喫煙を続けていると、血栓症のリスクが高まるのです。プラノバール服用時にお酒の摂取や喫煙は禁止されていません。しかし、お酒に弱い方や体調が優れない方はお酒を控えたり喫煙している方は禁煙したりするように心がけましょう。
中用量ピルと低用量ピルは何が違うの?
ピルにはさまざまな種類があり、プラノバールは中用量ピルですが他に低用量ピルもあります。生理(月経)を予定日からずらすために使われるのは中用量ピルで、避妊や長期にわたる治療に使われるのは低用量ピルが一般的です。ピルがもたらす効果も目的もほとんど同様ですが、含まれる女性ホルモンの含有量に違いが見られます。
女性ホルモンの含有量に違いが
中用量ピルと低用量ピルの違いというのはエストロゲン(卵胞ホルモン)の含有量にあります。中用量ピルのエストロゲン含有量は50マイクログラムで、低用量ピルのエストロゲンの含有量は30~49マイクログラムです。
他にも50マイクログラム以上の含有量の高用量ピルや30マイクログラム未満の超低用量ピルもあります。しかし、生理を遅らせるためや疾病の治療等に用いられることはほとんどありません。
低用量ピルは避妊や治療に多く使われる薬
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