【医師監修】生理を遅らせる・早める薬の効果・副作用は?注意点も!体験談あり
旅行の時など「生理を遅らせることや早めることで調整したい」と思った時に便利な薬の中で代表的なのが「プラノバール(中用量ピル)」です。実際に薬を使って「生理を早める」「遅らせる」ということができたのかを、体験談を通してみていきましょう。効果や副作用、注意点等もご紹介します。
女性
20代前半
友人との旅行スケジュールが生理と重なるなんて最悪!
なんとかずらせないかな~って旅行の1週間前くらいに産婦人科に行ったら、プラノバールっていうのを処方してくれたんだけど、副作用が出るかもって言われてビビっちゃったよ~
結果的に副作用もなかったし、生理も無事ずらせたからいいんだけどね。
温泉旅行と生理(月経)が重なってしまうと、せっかくの大きな楽しみが一つ減ってしまいますよね。このようなケースで生理をずらすためにプラノバール(中用量ピル)を使用する方は多いかもしれません。副作用の感じ方にも個人差があるようですね。
プラノバール(中用量ピル)は女性疾患の治療の薬として使われることも
プラノバール(中用量ピル)は女性ホルモンによって構成されているため、女性ホルモンの分泌量が少ないことによる疾病にも用いられることがあります。代表的なものとしては、生理(月経)不順や子宮内膜症などです。(※3)
プラノバール(中用量ピル)服用中は人工的に黄体期(高温期)を作り出すことができるため、排卵は起こりません。もし疾患の治療をしながら妊娠を希望しているのであれば、医師に相談してみましょう。
(生理不順については以下の記事も参考にしてみてください)
プラノバールは不妊治療の薬としても使われる
プラノバール(中用量ピル)は不妊治療にも頻繁に使われています。排卵を抑制する働きがあることと矛盾しているように思われるかもしれませんね。不妊治療においてプラノバールを使用する際は、排卵したことを確認してから服用を開始するのです。
排卵後はプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され、子宮内膜を厚くして着床を促す働きが起こります。プラノバールを服用しプロゲステロンの分泌を補うことで、しっかりとした子宮内膜が作り出されてより妊娠しやすい環境に整えてくれるのです。
(不妊治療については以下の記事も参考にしてみてください)
生理を遅らせる薬「プラノバール(中用量ピル)」には副作用はあるの?
プラノバール(中用量ピル)は小さな薬ですが、多くの方が副作用を体験しています。多く見られるのが「吐き気」「嘔吐」「食欲不振」などの胃腸への影響で、他にも「頭痛」「眠気」「むくみ」や時には不正出血が見られることもあるのです。
女性
30代前半
イベントと生理が重ならないようにプラノバールを飲んだら、翌朝強い吐き気に襲われて、もう最悪!
ビクビクしながら2回目飲んだら翌日は何ともないなんて、なんで?
生理もずらせてイベントも楽しめたからよかったんだけど。
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