不正出血が続く…!止まらない時の9つの原因と対処法!妊娠や病気かも?

【医師監修】生理の時期ではないのに不正出血が続く事があります。出血が止まらないと何か異常があるのではないかと心配になってしまうものです。あまり不正出血が続くと何か異常がある可能性があります。今回は不正出血が止まらない時の原因と対処法を紹介していきます。

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専門家監修
増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。・・・
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Contents
目次
  1. 不正出血とは?
  2. 不正出血の種類
  3. 不正出血が止まらない時の9つ原因
  4. ホルモンバランスの乱れで不正出血が続く場合も
  5. 不正出血が続く時は妊娠の可能性もあるの?
  6. ピル服用中に不正出血が続く場合も
  7. 更年期には不正出血が続く?
  8. 不正出血が止まらない時の対処法
  9. 不正出血が続く事を自分で防ぐことはできるの?
  10. 不正出血が続く場合は医師に相談しましょう

ピルの飲み始めは出血することがよくありますが、飲み続けている限りピルの効果は持続され、不正出血はおさまってきます。毎日飲み続けているのに不正出血が止まらない場合には医師に相談してみましょう。

更年期には不正出血が続く?

更年期には不正出血が続くことがよくあります。閉経の前後5年間のことを更年期と呼んでおり、更年期では女性ホルモンの減少などが原因で、不正出血の他にも自律神経に関わる精神的な症状、知的に関わる症状などが現れる時期です。

増田陽子

内科医/救急医 

欧米では子宮体がんは、中年の女性や出産経験のない女性、または肥満気味の女性などもなりやすいと言われており、比較的30代以下の女性ではなりにくいと言われていますが、遺伝的な事も関係があるので注意が必要です。

更年期にはなぜ不正出血が続く?

更年期には女性ホルモンが減少します。女性ホルモンの減少によってホルモンバランスが崩れ、子宮内膜を止めておくことができず、不正出血が起こりやすくなるのです。更年期の女性ホルモンを補う方法はいくつかあり、更年期専用のサプリメントを飲んでみたり、更年期症状かもしれないと病院に相談するとホルモン注射を打ってくれたりすることもあります。

婦人科系の病気で不正出血が続く可能性も

更年期になると女性ホルモンの減少に加齢も重なり、婦人科系の病気にもかかりやすくなっていきます。特に更年期には子宮がんになる確率が上がる時期です。不正出血が止まらないことや、何か異変を感じた場合はすぐに病院を受診しましょう。

不正出血が止まらない時の対処法

不正出血が起こり、止まらない場合にはどんな対処をすればいいのでしょうか?5つ紹介していきます。

1. 不正出血が止まらない時の対処法【産婦人科を受診する】

不正出血が止まらない時は、病気にかかっている可能性もあり、中には危険なものもあります。産婦人科を受診して先生に相談することで一番適切な処置ができるでしょう。

2. 不正出血が止まらない時の対処法【 カウンセリングを受ける】

ストレスが原因で生理とは別の日に不正出血が続く方はカウンセリングを受けてみるといいでしょう。カウンセリングを受けることでストレスを解消させ、何が原因でストレスを過剰に感じているのか自分でも知ることができます。

3. 不正出血が止まらない時の対処法【漢方薬を試す】