【生後8ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイントや注意点も!

【医師監修】生後8ヶ月は赤ちゃんらしい可愛らしさが出てくる反面、ママの目が離せなくなる時期でもあります。体重などの発育目安、授乳や夜泣きなどの心配事も増えるでしょう。生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴や育児のポイント、注意点を体験談を交えてご紹介します。

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専門家監修
新井昇子
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、・・・
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Contents
目次
  1. 生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴
  2. 生後8ヶ月の赤ちゃんの体重などの発育目安
  3. 生後8ヶ月の赤ちゃんの育児のポイント
  4. 生後8ヶ月の赤ちゃんの育児の注意点
  5. 生後8ヶ月の赤ちゃんの授乳
  6. 生後8ヶ月の赤ちゃんの離乳食
  7. 生後8ヶ月の赤ちゃんの睡眠
  8. 生後8ヶ月の赤ちゃんの夜泣き
  9. 生後8ヶ月の赤ちゃんの遊び
  10. 生後8ヶ月はコミュニケーションをとれるようになる時期

生後8ヶ月の赤ちゃんは自分で見つけた目的に向かって、どんどん動けるようになります。その動きは意外と早く、気がついたら危険なところまで行っていてヒヤッとしたママもいるでしょう。そんな時期の育児の注意点をご紹介します。

生後8か月の育児の注意点【安全な環境つくり】

ハイハイやつかまり立ちが始まると、赤ちゃんは好奇心のまま動くようになります。すると、赤ちゃんの目と手が届くところに危険なものは置かないようにしましょう。赤ちゃんはあっという間に何でも口に入れるので飲みこんでしまっては危険です。

また角がある家具にはベビー用カバーをつけたり、階段やお風呂場には自由に行けないようにベビーゲージをつけるなど工夫が必要です。できる限り赤ちゃんの行動範囲は広くとってあげ、安全対策に徹しましょう。

生後8か月の育児の注意点【目を離さない】

いくら安全対策に注意していたとしても、生後8ヶ月の赤ちゃんは目を離すことはできません。まだまだハイハイやつかまり立ちも完璧でななく、頭が重いためにバランスを崩すこともあります。転倒したり落下や怪我などの事故につながらないように、家事をするときも常にママの目が届く範囲内で遊ばせるようにしましょう。

生後8か月の育児の注意点【体調管理】

母乳を授乳している赤ちゃんも生後6ヶ月を過ぎた頃から、ママから受けた免疫力がなくなります。生後8ヶ月頃になると様々な病気になる可能性が増えてきます。そのため、病院に行く機会も増えてくるでしょう。生活リズムを整えると共に体調管理には気を配り、かかりつけの小児科を決めておくことも必要です。

生後8ヶ月の赤ちゃんの授乳

生後8ヶ月の赤ちゃんは母乳やミルクの授乳と離乳食をあわせて栄養をとっています。この時期の栄養バランスとしては、授乳で栄養の60~70%をとっているのでまだまだ授乳は大切です。生後8ヶ月頃の赤ちゃんの母乳やミルクの授乳の量や回数はどれくらいなのでしょうか。

母乳を飲んでいる赤ちゃん

母乳の授乳回数は4時間ごとで一日4〜5回ほどでしょう。そのうちの2回は離乳食のあとに授乳します。赤ちゃんはママに抱っこされることで精神的に安心するものです。母乳の回数にはこだわらず、欲しがるだけ飲ませてあげて問題ありません。

離乳食を食べているからと授乳の回数や量を減らす必要はありません。母乳を辞める時期は赤ちゃんの成長と様子を見ながらで大丈夫です。生後8か月の断乳は考える時期ではないでしょう。

ミルクを飲んでいる赤ちゃん

ミルクの場合も母乳と同じで授乳回数は4時間ごとで一日4〜5回ほどです。1回に約200ml~220mlほどのミルクの量を飲みますが、離乳食のあとはそこまで飲まない赤ちゃんもいます。

母乳と違うことは、ミルクは飲んだ量がわかるため飲む量や回数を心配するお母さんも多いことでしょう。しかし、生後8ヶ月頃にはミルクの量にも個人差が出てくるので、体重が少しずつでも増え元気でいるなら授乳回数などにこだわる必要はありません。