【魔の3週目】泣き止まない赤ちゃんとママのメンタル対策!体験談も!

【医師監修】魔の3週目と呼ばれる生後3週間目は赤ちゃんが泣き止まず、ママのストレスもピークに達する時期です。今回は、生後3週間目の赤ちゃんが泣き止まない理由とその時の対策、ストレスが溜まっている産後ママのメンタル対策を体験談とともにご紹介します。

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専門家監修
新井昇子
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、・・・
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Contents
目次
  1. 生後3週間目の赤ちゃんは泣き止まない?
  2. 魔の3週目とは?
  3. 生後3週間目の泣く赤ちゃん対策
  4. 生後3週間目はママのストレスもピークに!
  5. 生後3週間目のママのメンタル対策
  6. 生後3週間目のパパの役割
  7. 魔の3週目の先輩ママの体験談
  8. 魔の3週目はいつか終わる

生後3週間目の赤ちゃんは泣き止まない?

新生児の頃は授乳の間隔や睡眠時間がまだ一定ではありません。しかし、生まれてすぐの新生児と違い、生後3週目になると起きている時間が少しずつ長くなってきます。この時期はおっぱいをあげてもおむつを替えても泣き止まない、寝てもすぐに起きて泣いてしまうことも。

生後3週間目の赤ちゃんが泣き止まない時期は魔の3週目と呼ばれています。おっぱいやミルクの量が足りないのかと悩むママも多いようですが、魔の3週目とはいったいどういうものなのでしょうか。魔の3週目の原因と対策をご紹介します。

魔の3週目とは?

前述のように、魔の3週目とは新生児が生後3週目あたりに差し掛かると、おむつを替えたりおっぱいを飲ませても泣き続ける現象です。魔の3週目のこの時期どうして赤ちゃんが泣き続けるのか、いつ頃には収まってくるのかを見ていきましょう。

魔の3週目のメカニズム

魔の3週目と呼ばれる時期の新生児が泣き止まない原因は何なのでしょうか。諸説ありますが生後3週間頃になると睡眠時間が短くなるにつれ、赤ちゃんがママのお腹の外にいるのだと認識するようになるからだと言われています。違う環境に身を置いている不安で泣いてしまうようです。

また、生後2~3週間目に「急成長期」がやってきます(※1)。これは赤ちゃんがおっぱいを何度も欲しがるようになる現象です。授乳してもすぐにおっぱいを欲しがって泣いてしまうのですが、ミルク育児の場合はミルクの与えすぎに注意が必要です。

おっぱいであれば授乳の間隔が短くなってしまっても、赤ちゃんが欲しがるだけあげて構いません。ミルクの場合は決められたミルクの量を守り、赤ちゃんが泣くからと言って与えすぎてはいけません。この時期が過ぎると授乳の間隔も一定になっていくと言われています。

(新生児のミルクの量については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児のミルクの量は?新生児がむせるときの対策・注意点とは?
新生児のミルクを飲む量は?飲みすぎた時にどう対処すればいい?

魔の3週目はいつまでつづく?

赤ちゃんによって魔の3週目の期間は異なりますが、生後1ヶ月か長くても生後2ヶ月頃までには終わると言われています。睡眠時間が長くあまり泣かない赤ちゃんもいれば、おむつを替えても、2~3時間間隔で授乳しても泣き止まない赤ちゃんなど様々です。

出産を終えて落ち着いてきた頃に魔の3週目に突入すると、いつまでこんな状況が続くのかと落ち込んでしまいがちです。しかし、赤ちゃんがママのお腹の外の世界に慣れ、生活リズムが整ってくると徐々に収まってくるので、深く考えすぎないようにしましょう。

生後3週間目の泣く赤ちゃん対策

赤ちゃんは泣くのが仕事とはいえ、出産を終えて睡眠時間が不足しがちなママにとって赤ちゃんが起きている時に泣いてばかりではつらいですよね。授乳しても、おむつを替えても泣き止んでくれない魔の3週目。この時期に赤ちゃんを泣き止ませる方法をいくつかご紹介します。

生後3週間目の泣く赤ちゃん対策1. 外気に触れさせる