【魔の3週目】泣き止まない赤ちゃんとママのメンタル対策!体験談も!
【医師監修】魔の3週目と呼ばれる生後3週間目は赤ちゃんが泣き止まず、ママのストレスもピークに達する時期です。今回は、生後3週間目の赤ちゃんが泣き止まない理由とその時の対策、ストレスが溜まっている産後ママのメンタル対策を体験談とともにご紹介します。
出産を終えて3週間目のこの時期は、まだ授乳間隔が短く夜間の授乳やおむつ替えなども必要です。子育てに追われ睡眠時間が足りず、ストレスが溜まってしまうことも(※2)。そんな時期に魔の3週目がやってくると、ママが精神的に追い込まれてしまいます。産後うつや育児ノイローゼになりやすい時期でもあるため注意が必要です。
(育児ノイローゼや育児ストレスについては以下の記事も参考にしてみてください)
生後3週間目のママのメンタル対策
産後のママが心に余裕を持って子育てができないと、それが赤ちゃんにも影響して泣いてしまうという悪循環が生まれかねません。ここでは、魔の3週目に差し掛かり泣いてばかりいる赤ちゃんを子育て中のママのメンタル対策をご紹介します。
生後3週間目のママのメンタル対策1. 周囲に頼る
きっとこれが魔の3週目ですね…(°▽°)
— つぶみ☺︎ 1.9♂2人目治療連敗中 (@komagire_oniku) October 21, 2016
あと1カ月くらいしたらうちの子もある程度寝てくれるようになるのかなぁ🤔💦今は実家なので頼れる時は頼って眠りたいと思います(*_*)
生後3週間頃の新生児はまだおっぱいでの授乳が必要なため、赤ちゃんにつきっきりで子育てを頑張っているママも多いことでしょう。夜の授乳間隔も短く出産の疲労を回復できていなかったり、魔の3週目の赤ちゃんが泣いてばかりいると産後のママのストレスはどんどん溜まっていってしまいます。
こんな時はパパや友達、親戚など周りの人に頼ってみましょう。赤ちゃんを預けるのが心配な場合は、友達に家に来てもらって話を聞いてもらうだけでも気が楽になるもの。地域の子育て支援センターを利用するのも、子育て相談やママ友もできておすすめです。ママが一人でため込まないことが大切といえます。
(育児相談については以下の記事も参考にしてみてください)
生後3週間目のママのメンタル対策2. 自分にご褒美を用意する
出産が終わるとすぐに育児が始まり、毎日の生活が赤ちゃん中心。おっぱいをあげておむつを替えて抱っこして、と赤ちゃんのために忙しく奮闘する日々になりがちですが、それではママが疲れてしまいます。
そんな時は1日1つ自分が好きな食べ物を用意したり、好きなことをする時間を確保してみましょう。自分にご褒美を用意することで心に余裕が生まれ、赤ちゃんが泣いてしまってもおおらかに対応できるようになるのです。
生後3週間目のママのメンタル対策3. 気分転換をする
泣き止まない赤ちゃんとずっと家の中にいるとおむつが合わないのか、おっぱいやミルクの量が足りないのか、抱き方が悪いのかと、自分の子育てに問題があるのではと悩んでしまいがちです。
そんな場合は子育てのことから一旦離れて、ママの好きな音楽を流して一緒に歌ったり、コメディー映画を見て大笑いしたり気分をフレッシュできることをしてみましょう。赤ちゃんのことだけを考えて悩むよりも、ママが気持ちをリセットして赤ちゃんに向き合うことで赤ちゃんもリラックスしやすいのです。
新井昇子
小児科医
どうしても赤ちゃん優先になりがちな時期ですが、適度に気を抜いていきましょう。 赤ちゃんが寝ている隙間時間に体を休めたり、家事をするのもありですが、私は自分の趣味(読書や映画鑑賞)の時間にしていました。 また、授乳中も自分がリラックスできるように好きな本を読んでいましたよ。 これはしてはいけない、あれもしてはいけないと自分に対して禁止事項を設けがちですが、これしてもいいんじゃない?っていう気楽さもあるとバランスが取れていいですね。
生後3週間目のママのメンタル対策4. 他の子と比べない
近年ではSNSを利用しているママが多く、SNSを通して友達や親戚の赤ちゃんの様子を見る機会が増えています。他のママがとても楽しそうに子育てをしている様子と泣きじゃくる我が子を比較して、落ち込んではいないでしょうか。SNS上では赤ちゃんが笑っているところや寝ているところなど、いい面ばかりを見せる傾向があります。
現実の子育ては誰でもつらいことや不安なことがあるものです。新生児の頃は特に、どうして泣いているのか原因がわからず、途方に暮れた経験のあるママがほとんど。よく泣く子やよく寝る子など赤ちゃんによって性格は様々ですから、他の子と比較して悩む必要はありません。
新井昇子
小児科医
比較することで新たな悩みを作っている可能性があります。 子供の成長は個人個人にプログラムされたものがあるのですから、その過程を見守りましょう。 お母さん自身も、自分の中の理想のお母さん像と現実の自分、一般的な良いとされているお母さん像と今の自分との比較を、無意識のうちにしていることがありますので、それに気づくだけでも気分が変わるかもしれませんね。 子育てに正解はありませんので、自分だけのオリジナルな子育て法を探っていきましょう。
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