高温期5日目の症状！着床の影響で下腹部痛？体温に変化はある？体験談も！

一般的には排卵後から高温期が始まり、それと共に体温が上昇します。排卵後、一気に体温が上昇する人もいれば、じわじわと上昇する人もいます。しかし、高温期5日目あたりにもなれば高温期らしい体温まで上昇しているのが普通です。

もし体温が上昇できていない場合には、体内の黄体ホルモンが不足している「黄体機能不全」であるとも考えられます。黄体ホルモンは排卵後から分泌し、つわりの要因となったり、基礎体温を上昇させたり、子宮内膜の環境を良くする作用があります。体温が上がりづらい場合には、黄体ホルモンが不足している状態かもしれません。

「高温期5日目になったけど体温が上がる気がしない」「低温期との境が分かりづらい」という場合には「無排卵」であるかもしれません。無排卵の場合は、通常排卵後に産生される黄体ホルモンが分泌されず、1周期を通して低温期並みの体温となります。

無排卵は特に異常もなく、いたって健康な人でもまれに起こると言われています。年に1回程度であれば問題ありません。しかし、頻繁に起きてしまったり、2周期連続で無排卵を疑うような基礎体温の場合は、排卵誘発剤などでの治療が必要になります。グラフを遠目から見ても二層に分かれていない場合は、不妊治療を行っている病院などで相談してみましょう。

（排卵については以下の記事も参考にしてみてください）

基礎体温を起床してから時間が経った状態で測ったり、二度寝の後に測ったりしていませんか？二度寝をすると体温が上昇する場合もあり、本来の基礎体温が検温出来ない可能性もあります。基礎体温は、朝に目が覚めて寝床から起き上がる前に計測するものです。

日によって正しく計測したり、間違った方法で計測すると、基礎体温のグラフが波を打つように体温が変動してしまいます。また、普段から体温が高いなど、もともとの自分の基礎体温を管理出来なくなります。このことから基礎体温の計測は正しく行いましょう。

（基礎体温の正しい測り方については以下の記事も参考にしてみてください）

高温期5日目にチクチクとした下腹部痛や、お腹が張るような違和感を感じることもあります。まだ高温期が始まったばかりのこの時期に、下腹部痛などの症状を感じるのはなぜでしょうか？高温期5日目に起きた場合の下腹部痛について下記で紹介します。

下腹部がチクチクと痛むのは着床症状の一つとして有名ですが、高温期5日目ではまだ着床していない時期であるため、ほかの原因が考えられます。以下で高温期5日目で下腹部にチクチクと違和感を感じた人の体験談を紹介します。