着床障害(着床不全)とは?原因と治療法!克服して妊娠した体験談も
【医師監修】不妊治療中の方の中には、良好な胚を何度移植してもなかなか結果が得られないという方も多くいらっしゃるかもしれませんね。数回移植をしても上手くいかない場合は、着床障害(着床不全)が疑われます。着床障害(着床不全)について、原因や改善法を見ていきましょう。
着床障害(着床不全)を治すために自分でできること
原因がわかって治療法も見つかっても、なかなかうまくいかないケースもあります。それは、何かがたりないのかもしれません。妊娠しやすい身体を作るのも、生活習慣が大きく関わっています。一度、身体を見直してみましょう。
カズヤ先生
産婦人科医
着床不全や不育症専門医となると大学病院のような特殊機関でないと詳しくは診断できないこともあります。 かかりつけ医に専門医を紹介してもらえるように相談してみるのも良いでしょう。
食事内容を見直そう
サプリで着床機能を高めるには葉酸が効果的と言われています。このように、女性の場合は排卵機能障害や、着床障害が不妊の原因であることが多いようです。
— ゆー(妊活勉強家) (@babyoni7) August 10, 2017
食事内容を見直しバランスの良い食事をとることで、ホルモン異常を治すことができます。特に、過度なダイエットを行うことで、ホルモンが正常に分泌されないというこも起こります。
栄養素では、特に葉酸の摂取がおすすめです。卵を作っている段階から葉酸の摂取は推奨されており、染色体異常を減らし胎児の先天性異常も減少させることがわかっていますが、そのほかにも血液を作る働きや子宮環境を整える作用を持つということが分かっています。葉酸を多く含む食材は、納豆やほうれん草、枝豆、モロヘイヤなどが挙げられます。効率的に摂取するにはサプリメントでの摂取がおすすめです。
(妊活中の食事については以下の記事も参考にしてみてください)
運動不足解消と質の高い睡眠を
ストレスとホルモンバランスには密接な関係があることは広く知られていますね。そのため、ストレスを溜めないように気持ちに余裕を持ったり、スポーツをしてストレスを解消することが大切です。また、睡眠不足であってもホルモンの分泌が正常に行われなくなることがあります。十分に睡眠をとり、健康的な生活を送ることが、着床しやすい身体づくりの土台になります。
着床障害(着床不全)を克服しよう
着床障害の原因は多岐にわたり、同時に複数の原因が複雑に絡み合っていることもあります。担当の医師と相談しながら、一つひとつ原因を追究していき、治療法を試していくことが妊娠へと繋がります。また、ストレスもホルモンの分泌に大きく影響しています。自分なりにストレス解消をしたり、体質を整えたりしながら、悩み過ぎないように前向きに生活することが妊娠への近道になるでしょう。
カズヤ先生
産婦人科医
着床障害の対応は高度な知識が必要ですので、闇雲にたくさんの情報を自分で判断するのではなく、 しっかりと専門医に相談した上で、正しい方法で妊活をしていきましょう。
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