生理前・生理中に微熱が…3つの原因と対処法！妊娠や病気の可能性も？

普段から生理痛が重いと感じている場合、子宮の病気の可能性も考えられます。子宮関連の病気については医療機関での治療が必要です。生理中・生理の終わりかけまで酷い下腹部痛や腰痛、微熱が見られるのであれば医療機関の受診をおすすめします。放置すると不妊の原因となる場合がありますので、専門医の指示を仰いで正しい治療をしてもらいましょう。

生理が来ない場合や微熱が続く場合、妊娠や病気の可能性も考えられます。理由としては、妊娠初期症状に微熱が含まれているためです。微熱が生理前のものなのか妊娠初期症状なのかは、妊娠を望む女性にとって非常に気になるところですよね。また、病気の場合は医療機関を受診しないと悪化する恐れもあるので注意しなければなりません。

ここでは、微熱における妊娠・病気の可能性について体験談を交えながらご説明します。原因不明の微熱で悩んでいる方は、ぜひご覧くださいね。

微熱が続いて生理が予定日になっても来ないとなると、妊娠を疑ってしまいますよね。女性ホルモンの項でご説明したように、女性は生理予定日頃になると基礎体温が下がります。しかし、妊娠すると子宮内の環境を整えて受精卵の着床を継続させるために、黄体ホルモンの分泌量は低下しないのです。その結果、妊娠による微熱や寒気が現れると考えられます。

生理が来ないと妊娠が頭をよぎり、心が落ち着かないものですよね。それがかえってストレスに繋がり、さらに生理予定日を遅らせる場合もあります。基礎体温や他の妊娠初期症状が現れていないかを把握しつつ、落ち着いた気持ちで様子をみましょう。生理予定日当日から使える妊娠検査薬を使用するのもおすすめです。

（妊娠初期症状については以下の記事も参考にしてみてください）

生理前・生理中の微熱の原因に、子宮の病気の可能性もあるとご説明しました。しかし、他にも微熱の原因になる病気が存在しています。実は、クラミジアなどの性感染症でも、微熱や喉の痛みなどの症状がみられることがあるのです。

また、生理前・生理中は、ホルモンバランスの乱れから体調を崩したり免疫力が低下したりしやすい時期です。そのようなタイミングで風邪を引いてしまい、微熱や寒気、その他の風邪症状がみられることもあります。風邪の場合には薬を飲まないと症状が長引き、悪化する可能性も否定できません。風邪による微熱が疑われたら、早めに医療機関を受診しましょう。

生理前・生理中の微熱と風邪による微熱を見分ける際には、微熱以外の症状での判断が可能です。例として挙げられるのは鼻水で、生理前・生理中の免疫力低下によるアレルギー症状の鼻水は無色透明となっています。風邪の場合の鼻水は、初期は透明ですがウイルスの影響で黄色や緑色などに変化するでしょう。それに伴い、頭痛や寒気といった風邪症状が現れます。

鼻水も妊娠初期症状に含まれており、ホルモンバランスの乱れにより鼻水が出ることがあります。鼻水の色は透明なので、風邪か妊娠を見分けることができますよ。妊娠している場合には、胸の張りなど風邪では現れない症状もみられます。他の妊娠初期症状も参考にしてください。市販薬の中には妊婦が服用すべきでないものもあるため、内服時には注意が必要です。