生理3日遅れは正常?4日遅れたら妊娠の可能性も?原因や対処法!

【医師監修】生理が遅れるのには様々な原因があります。妊娠の可能性も考えられるため、心が落ち着かない人もいるでしょう。生理が3日遅れたときと、4日遅れたときとでは原因が変わってきます。今回は生理が3日、4日遅れるそれぞれの原因や対処法をご説明します。

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専門家監修
増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。・・・
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Contents
目次
  1. 生理が遅れるとは
  2. 生理周期の仕組み
  3. 生理が3日遅れる・4日遅れることの違い
  4. 生理が3日遅れる原因
  5. 生理が3日遅れた場合の対処法
  6. 生理が4日遅れる原因
  7. 生理が4日遅れたときの対処法
  8. 生理が3日・4日遅れた場合の妊娠の可能性
  9. 生理3日遅れ・4日遅れたときの妊娠検査薬は?
  10. 生理の遅れ予防するために
  11. 生理の遅れが続くようなら病院を受診!

生理3日遅れは可能性ゼロ?

生理予定日の誤差も考えられますが、妊娠の可能性もゼロとはいえません。その後も生理が来ない場合には、妊娠の可能性が高まります。妊娠かも、と思うと落ち着かないですよね。しかし気にしすぎることが原因でストレスになり、生理がさらに遅れることもあります。できるだけ心を落ち着けて生理が来るのを待ちましょう。

他にみられる妊娠初期症状

妊娠した場合、生理が遅れる以外にも様々な症状が現れます。高温期が続く、胸が張って痛い、気持ちが悪いなどの症状がみられた場合は、妊娠初期症状の可能性があります。体調が悪いときは体を休めましょう。無理に体を動かすと症状が悪化する場合もあります。

(妊娠初期症状については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期症状と生理前症状(PMS)の違い20箇所!体験談も!

生理3日遅れ・4日遅れたときの妊娠検査薬は?

妊娠検査薬をすることで、妊娠したかどうかの結果を知ることが可能です。妊娠検査薬は薬局でも販売されているため、病院を受診しなくても自宅で簡単に行えます。市販の妊娠検査薬には2種類あるので、使用時期に合ったものを活用しましょう。

妊娠検査薬とは

妊娠をするとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されますが、妊娠検査薬はそのホルモンの分泌を確認できるような仕組みとなっています。妊娠検査薬は2種類あり、生理予定日1週間後から使用できるものと早期妊娠検査薬という生理予定日当日から使用できるものがあるので、自分にあった妊娠検査薬を選びましょう。(※4)

(妊娠検査薬については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠検査薬の使い方・見方を正しく解説!失敗しない判定方法とは?
早期妊娠検査薬はいつから使える?通販・薬局で買えるオススメ7選!

生理3日遅れの場合

生理が3日遅れている場合には、早期妊娠検査薬を使うことにより妊娠かどうかの判断が可能です。しかし生理予定日の誤差により生理が遅れているだけの場合もあり、正しい判定が得られない可能性も考えられます。生理予定日から3日後に妊娠検査を行う際は、排卵日が正確かを確認してから早期妊娠検査薬を使用しましょう。

生理4日遅れの場合

生理が4日遅れの場合は生理予定日の誤差の可能性が低いため、妊娠していた場合は早期妊娠検査薬でも正確な結果が出るでしょう。通常の妊娠検査薬を使用する場合は、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)値の関係で正しい結果が出ない可能性もあります。あと3日も待てない、という人は早期妊娠検査薬の使用がおすすめです。

早期妊娠検査薬は生理予定日当日から使用できます。しかし早期に実施するとホルモンの分泌量が少ないために、妊娠していても陰性反応が出る場合があるでしょう。検査から数日たっても生理が来ない場合は、再度妊娠検査薬を使用してください。

生理の遅れ予防するために

前述のように、生理不順はストレスや不規則な生活、食生活の乱れが影響します。生理周期が乱れると排卵日、生理予定日の把握も難しくなるでしょう。これから妊活をしようと考えている人には、初めに生活習慣の改善を行うことがおすすめです。

睡眠不足やストレス、極端な食事制限によるダイエットなどの心当たりはありませんか?生理周期を整えて妊娠しやすい体づくりを心がけましょう。