生理で鮮血が…!不正出血?色や量の目安は?原因と対処法!
【医師監修】生理で鮮血が出ると心配になりませんか?生理中に出る鮮血は不正出血なのでしょうか。ここでは不正出血や生理中の鮮血について、病気が疑われる色や量の目安はどのくらいなのか、また、生理で鮮血が出る原因や対処法についても解説します。
排卵日周辺の鮮血は「排卵出血」の可能性も
生理前の鮮血の全てが不正出血とも限りません。不正出血ではない生理前の出血の代表的なものが排卵出血です。排卵出血とはその名の通り排卵日頃に起きる出血のこと。排卵出血は排卵の際に卵胞が卵巣の表面を傷つけることによって起きたり、黄体ホルモンが減る影響で生理の時のように子宮内膜が剥がれることによって起きたりします。
排卵出血の量は経血などに比べて非常に少なく出血する日数も長くて3日程度なため、不正出血と間違えやすい出血です。排卵出血は排卵痛といわれる生理痛のような痛みをともなうこともありますが、こちらも排卵出血が終われば止まります。排卵出血の色は個人差が大きく、生理のようにくすんだ赤の人もいれば鮮血が出る人もいるようです。
(排卵出血については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠時の「着床出血」が鮮血なこともある
着床出血とは妊娠が成立、つまり受精卵が子宮内膜に着床した際の出血のこと。着床で出血する理由は、受精卵が着床する際に内膜を傷つけてしまうことがあるためです。しかし、着床時に必ずしも出血するわけではありません。どちらかといえば「妊娠した時に着床出血はなかった」または「気づかなかった」という人のほうが多いようです。
この着床出血も色や量に個人差があり、人によってはサラサラな鮮血がみられることもあります。着床出血は通常生理の予定日頃に起きるため、不正出血と間違えやすい一方で、排卵出血よりも生理と間違えやすいのです。
(着床出血については以下の記事も参考にしてみてください)
注意すべき生理の鮮血の色や量の目安は?
生理で鮮血が出た場合、すぐにでも病院へ行くべきなのでしょうか。色と量について注意が必要な目安をみていきましょう。
注意すべき鮮血の色の目安
生理の経血の色はくすんだ赤が一般的ですが、時期によっては鮮血が出ることも。鮮血が出やすいのは2日目や3日目など経血の量の多い時期です。量が増え、サラサラな鮮血が出ることもあります。しかし、生理期間を通じて経血がずっと鮮やかな赤のままといったような状態は注意が必要です。
注意すべき鮮血の量の目安
大量のサラサラした鮮血が出続けるような場合はもちろん、普通よりも量が多い鮮血の経血も注意が必要です。常に生理期間中は2時間ナプキンがもたない、昼でも夜用のナプキンでないと間に合わないといった人は経血の量が多すぎるといっていいでしょう。
生理で鮮血が出る原因
生理で鮮血が出る原因は大きく分けて2種類あります。ひとつは女性ホルモンが関係する機能性子宮出血と呼ばれるもの。もうひとつは病気や傷が原因のものです。
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