生理が月2回来た…病気?原因と対策は?続くと不妊症に?体験談あり
【医師監修】「生理不順でなかなか生理周期が安定しない」「月2回も生理がきた」なんてことありませんか?生理が月2回以上くるのは頻発月経と言われる月経異常の可能性があります。生理周期が短いと子宮の異常や病気が心配ですよね。今回は頻発月経の原因と対策を紹介します。
黄体ホルモンが作られていないと高温相がなかったり、高温相はあるけれど低温相の期間が長くなったりします。黄体ホルモンが作られないと、生理はきても無排卵となってしまいます。無排卵は不妊の原因ともなってしまうため基礎体温を記録し、異常がありそうなときは病院に行きましょう。
増田陽子
内科医/救急医
早期治療が鍵になりますので、おかしいなと思ったら直ぐに病院へ行きましょう。
(基礎体温については以下の記事も参考にしてみてください)
規則正しい生活を心がける
黄体ホルモンは体調や精神に強く影響されます。規則正しい生活習慣を身に着けることで血液の循環を良くし、健康的な肉体を作ることを心がけましょう。運動不足や無理なダイエットは血液の循環を悪くしたり、必要な栄養を行き渡らせる力が少なくなったります。
最近、月経周期が早い気がする…それで理由を調べてみたら頻発月経の可能性があるかも😭 バランスの悪い生活、睡眠や休養の不足でホルモンバランスが崩れてなるみたい。改善しなきゃ…
— うゆちゃん🍼 (@milk2149) November 18, 2017
睡眠不足や精神的に不規則な生活習慣はストレスの原因ともなります。黄体ホルモンの減少の原因となるため、食事や睡眠をしっかりとり、健康的な生活習慣を身に着けるように心がけましょう。三大欲求の二つである食事と睡眠は肉体だけでなく、精神にも良い影響を与えます。
体を冷やさないようにする
体が冷えると血液の循環が悪くなります。黄体ホルモン減少に繋がるため体を冷やさないように気を付けましょう。冬だけでなく夏もクーラーで体を冷やしやすくなります。お風呂はシャワーだけで済まさないようにし、温かいものを飲むように心がけましょう。
生理が月2回以上くる状態が続くと不妊症になることも
受精卵は生理周期が短いと、着床しにくくなってしまうと言われています。それにより不妊症になることも珍しくありません。生活習慣をきちんと整え、不妊とならないよう対策しておきましょう。
月2回以上の生理は卵子が成熟しにくい
生理周期は月経期、卵胞期、排卵期、黄体期からなっています。子宮内膜がはがれ、経血となって体外に排出される期間が月経期です。月経が終わると子宮内で妊娠するための環境を整える期間が始まります。卵子が卵巣から排卵される排卵期が一番妊娠しやすい期間です。
ところが、生理周期が短いときちんと卵子が作られなかったり、子宮内膜が薄いことで受精卵が着床しにくくなります。特に黄体期は短いと黄体ホルモンが作られにくくなり、卵子が無精卵になることも少なくありません。
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