子作りの最適な頻度とは?一般的なセックスの回数や妊娠確率は?
【医師監修】妊活の基本とも言えるセックス。子作り目的となるとわからないことばかりで周りにも聞きにくいですよね。どれくらいの頻度で、どのタイミングで子作りすれば、妊娠の確率が高くなるのでしょうか。妊娠確率、子作りのための理想的なセックスの頻度と回数についてご紹介します。
子作りにおいて重要なのは?頻度は?
妊活中は色んな噂に耳を傾け、子作りに効果あると聞くと実行してみますよね。子作りにおいて重要なものは何か、夫婦生活でのセックスの頻度・回数はどのくらい必要なのでしょうか。気になる妊活についての情報をご紹介していきます。
子作りに必要不可欠な精子と卵子
子作りにおいて必要なものは、精子と卵子。それぞれに決まった寿命や数があります。どのタイミングでも体の中に万全な状態で常備されているわけではありません。精子と卵子の寿命や数はどのくらいなのでしょうか。
精子の数や寿命はどれくらい?
1回の射精で出される精子の数は、およそ1億~3億です。年齢や生活習慣などが原因で減少することがわかっています。加齢や不健康な生活習慣は精子数の減少だけでなく、精子の運動量にも影響するそうです。
女性の体内に射精された精子は、卵子と出会う卵管膨大部までたどり着くのに数100個まで減少します。精子の運動量が低ければ、その数はさらに減るでしょう。
精子の寿命は大体2~3日。その期間内に卵管膨大部へたどり着くだけの運動量がない精子は、卵子に出会う前に寿命を迎えることになります。
カズヤ先生
産婦人科医
精子の性質を精査するためには、精子の量だけでなく、精子濃度、運動精子濃度、奇形率、などを測定し 総合的に評価していきます。 乏精子症などの所見があれば、必要であれば男性側の治療も行っていきます。
一生分の卵子の数は決まっている!寿命はどれくらい?
初潮から閉経までの間に、実際に排卵される卵子の数は約400〜500個です。排卵された卵子の寿命は、精子より短い約12時間〜36時間だと言われています。実際にベストな受精可能な時間は、排卵されてから約6〜8時間ほど。その間に精子と出会わなければその卵子は劣化し、妊娠に至らず寿命を迎えることになります(※1)。
(妊娠のメカニズムなどについては、以下の記事も参考にしてみてください)
子作りのカギは精子と卵子の質
精子と卵子の寿命や数はあなたの生活習慣と深い関係があります。精子、卵子ともに寿命は短く、タイミングが合わなければ妊娠に至りません。では寿命を少しでも伸ばすことは可能なのでしょうか。それには精子と卵子の質を上げて、受精能力を高めることが大切です。
質の良い精子を作るために出来ることは?
Recommended
おすすめ記事
高温期21日目に体温が下がると妊娠の可能性は低い?薄い線は陽性?体験談多数!
生理中・生理前におすすめの食べ物&飲み物15選!生理痛の緩和・改善効果抜群!
男の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
女の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
妊娠に相性があるって本当?妊活をして直ぐ妊娠する方法や相性診断も!
生理前の子宮口は硬い?位置が下がる原因は?状態の変化で妊娠や排卵日が予測できる!
妊活中のお酒はいつまでOK?飲酒の影響やリスクを男性・女性別に解説
双子を妊娠する確率は?作り方、産み分け方法はある?双子とわかる時期は?
排卵日がずれる原因は?早まる・遅れる場合の対策や予測してタイミングを図る方法も!
妊娠妊活中のカフェインはNG?許容量は?コーヒー・お茶などの影響を解説!