1歳6ヶ月の発育目安や育児の注意点!言葉が遅いと発達障害?体験談も

【医師監修】1歳6ヶ月の赤ちゃんを〈身長・体重〉〈性格・特徴〉〈態度〉別に紹介していきます。1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉の遅れと発達障害の関係や、1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉おくれの背景、生活リズム、睡眠時間、遊びや育児のポイントも紹介していくので参考にして下さいね。

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専門家監修
北尾 哲也
娘と息子児のパパ小児科。アメリカのohio州に研究留学し、博士号を習得。今は「すべては子供たちの為に」をモットーに地域医療に貢献出来ればと思い日々の診療を行っています。写真はHPに掲載しています・・・
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Contents
目次
  1. 1歳6ヶ月はどんな時期?
  2. 1歳6ヶ月の赤ちゃんの身長・体重
  3. 1歳6ヶ月の赤ちゃんの性格・特徴
  4. 1歳6ヶ月の赤ちゃんの態度
  5. 1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達!発達障害との関係は?
  6. 1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉のおくれの背景5選
  7. 1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達チェックポイント6選
  8. 1歳6ヶ月の離乳食ってどんな感じ?
  9. 1歳6ヶ月の生活リズム・睡眠時間
  10. 1歳6ヶ月の遊び・おもちゃ
  11. 1歳6ヶ月の育児ポイント4選!注意点も!
  12. 1歳半の育児を楽しもう!

4. 言葉の発達について【たくさん話しかけましょう!】

言葉を話し始めるタイミングは赤ちゃんによって様々です。話し出すのが遅かったとしても、「喋らない」と焦る必要はありません。喋らないからといって、心配ばかりせずにどんどんママの言葉で話しかけてみてください。お外に出かけて「風が気持ちいいね」などと声をかけていきましょう。言葉のコミュニケーションが増えると育児はもっと充実したものになります。

1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉のおくれの背景5選

「1歳6ヶ月になってもあまり喋らない…自閉症かな?」と、自閉症をはじめとした発達障害を疑うママもいるでしょう。しかし、1歳6ヶ月の赤ちゃんの言葉が遅れるのには背景があります。必ずしも自閉症を疑う必要はありません。言葉の遅れの背景を5つ紹介していきます。

(テレビが赤ちゃんの発達にどう関わるかについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんにテレビはNG?影響や対策は?発達が遅れる?体験談あり

1. 言葉の遅れの背景【赤ちゃんに話かける回数が少ない】

そもそも、赤ちゃんに話しかける回数が少ないというケースもありえます。赤ちゃんは両親の話す言葉を聞いて言葉を覚え、話すようになるのです。赤ちゃんに話しかける回数が少ないと、赤ちゃんは言葉をあまり覚えません。したがって、日頃から赤ちゃんに話しかけるようにしましょう。1歳6ヶ月の時期は発達がしやすい時期なので、積極的に話しかけるべきです。

2. 言葉の遅れの背景【外に出かけることが少ない】

外はさまざまな音であふれています。誰かの話し声、地下鉄のアナウンスなど、色んな声が聞こえます。家族内の会話ではどうしても限りがありますが、外に出れば色んな話し声を聞けるので、語彙力も自然と身についていきます。1歳6ヶ月にもなったなら、外に出ても大丈夫です。外で散歩したり遊んだりすることも、1歳6ヶ月の赤ちゃんには必要です。

3. 言葉の遅れの背景【疲れている】

1歳6ヶ月になって急におとなしくなって「自閉症かな?」と疑う方もいると思いますが、単に疲れているから喋らない、というケースもあります。1歳6ヶ月の時期は、周りからの刺激を敏感に感じ取る赤ちゃんもいるので、すぐに疲れてしまうことはよくあります。そもそも自閉症の診断は3歳からです。「自閉症だ」と焦らないようにしましょう。

4. 言葉の遅れの背景【早産・未熟児で産まれた】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/87749892709356748/

早産・未熟児として産まれた、というケースもあります。これらの場合、周りの子と比べてことばの発達が遅れていたとしても、心配する必要はありません。時間が経てばすくすくと成長していくので、語彙力も身についていきます。

先輩ママ

30代

うちの子は1歳6ヶ月になっても口数が少なくて「自閉症かな?」と思っていたけど、早産の場合は言葉が遅れていても大丈夫だと知って安心した。自閉症じゃなくてよかった。これからの息子の成長が楽しみだな。