排卵日・前後の頭痛を9種別で解説！原因と対処法は？おすすめの薬は？体験談も！

即効性よりも長く服用して体質改善を目指す場合には、漢方を服用する方法もあります。ドラッグストアやインターネットショップで購入できるものもありますが、漢方薬局や漢方を処方してくれる病院で、体質や症状を相談してから処方してもらうのがおすすめです。

偏頭痛には「呉茱萸湯（ごしゅゆとう）」「桃核承気湯（とうかくじょうきとう）」「加味逍遥散（かみしょうようさん）」「五苓散（ごれいさんりょう）」をおすすめします。緊張型頭痛には「桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）」「苓桂朮甘湯（りょうけいじゅつかんとう）」「葛根湯（かっこんとう）」などを服用すると効果が見られるでしょう。

上記のことをやってみても、頭痛によって日常生活がままならないほど辛くなってしまう場合もあるでしょう。無理せず市販薬でも処方薬でもよいので、自分にあった薬を服用してください。

「偏頭痛」にも「緊張型頭痛」にも有効なのは、ストレスを溜めない生活を送ることです。ただ、日常生活でストレスを感じないように行動するのはなかなか難しいでしょう。ストレスを感じることがあっても、それをうまく発散させる方法を自分なりに見つけましょう。「適度な運動」や「質のよい睡眠」も大切です。

「妊娠もしたいけれど排卵日の頭痛はしんどいから頭痛薬も飲みたい」という人もいますよね。しかし排卵日前後に頭痛薬を飲んで妊娠した場合、胎児に影響があるかは気になるところですね。結論から言えば、妊娠した際に「頭痛薬」や「風邪薬」は飲んでも大丈夫です。

「妊娠中に妊婦が薬を飲むと胎児の成長に影響がある」と聞いたことがある人もいるでしょう。しかし胎児の臓器や脳が作られていくのは妊娠後4〜12週です。排卵日前後の服薬がその後の妊娠に影響を及ぼすことはありません。

妊娠を望んでいる方にとって、排卵日の前後で体調が悪いのに妊活しなければならないのは辛いところですよね。「頭痛がし始めたら妊娠のチャンスだ！」と前向きに気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。

（妊娠については以下の記事も参考にしてみてください）