生理の血が少ない!「過少月経」かも?症状と原因!治療法は?体験談も
【医師監修】いつもより生理の血の量が少ないと感じている方はもしかしたら過少月経かも知れません。過少月経って病気なの?生理の血が少ないのは良くない?過少月経だと妊娠の可能性は低くなる?そんな疑問を含め、過少月経の原因や治療法、体験談や妊娠への影響などを紹介していきます。
生理の血が少ないのは病気?
生理の経血が少ないと感じたとき、それが病気によるものなのか、どの程度だと少ないといえる状態なのかわかりませんよね。生理の量や周期は人と比べることがないので、わからないことが多いでしょう。
生理の周期や出血の続く期間は人により違うものの、平均的な生理周期は約25〜38日です。出血の期間は約3〜7日程度が平均で、これ以上長かったり短かったりする場合に生理不順といわれます。生理の経血が少ないという症状は、生理の期間が短いという症状と同時に起こることが多いです。
(生理時の出血については以下の記事も参考にしてみてください)
生理の経血が少ない過少月経とは
生理が始まっていても経血の量が極端に少ない状態が何度も続く場合、過少月経の可能性があります(※1)。生理の期間が長かったり経血の量が多かったりすると憂鬱になってしまうことがありますよね。
生理の経血が少ないと「すぐに終わるから楽でいい!」と感じる方もいるかもしれません。しかし、過少月経にはさまざまな原因があるということを知っておいた方がいいでしょう。病気や体調不良、精神的なストレスのために過少出血になってしまうケースもあるからです。
どの程度だと生理の経血量が少ない?
生理の経血が少ないと感じても、具体的にどの程度だと少ないとされるのが自分では判断が難しいところですよね。一般的な成人女性の生理の経血量は120〜140ml程度で、少ないといわれる量は30ml以下の場合です。30mlは経血量の多い1〜3日目でも丸1日ナプキンを取り替える必要がない程の量になります。
過少月経の時には茶色や黒などのおりものに近い粘着性の経血が出る場合もあります。さらに出血量が30mlを明らかに下回る場合は過少月経の可能性が高いでしょう。
(月経については以下の記事も参考にしてみてください)
生理の経血が少ない過少月経になる原因は?
生理の経血が少ない過少月経になってしまう原因は病気や体調の変化、ストレスから薬によるものまでいろいろとあります。まずは過少月経の原因を突き止めてその改善を目指していきましょう。
増田 陽子
内科医
原因は個人差があるのも過少月経の特徴です。なので些細な出来事でも過少月経になる可能性があります(引っ越し旅行など楽しいことでも同じです)。
ホルモンバランスの乱れによる過少月経
女性ホルモンは体調不良や、精神的・肉体的なストレス、疲れなどの原因で乱れてしまうことがあります。ホルモンバランスの乱れは過少月経以外や生理不順など、いろいろな異常につながってしまうケースが多いです。(※1)
ホルモンが正常に働かないことにより無排卵月経になり、それと同時に過少月経になる場合もあります。
(無排卵月経については以下の記事も参考にしてみてください)
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