生理前・生理中の貧血…!原因と対処法は?PMSや妊娠の可能性も?
【医師監修】生理前や生理中に貧血になり、吐き気やめまい、ふわふわ感や立ちくらみなどに悩まされている方は多いのではないでしょうか。ここでは生理前や生理中の貧血の対処法を紹介するとともに、生理前の症状とPMSや妊娠の可能性との関連も解説します。
PMSは生理前に「卵胞ホルモン」に代わって分泌が増えてくる「黄体ホルモン」の影響で起こります。ですが黄体ホルモンはあくまでもきっかけを作るだけのため、人それぞれの生活環境やストレスの度合い、体調によって様々な症状が出ることになります。貧血の症状もその1つです。(※2)
(PMSについては以下の記事も参考にしてみてください)
自覚のない貧血がPMSの原因かも
通常の血液検査では調べることがないフェリチンが注目されています。フェリチンは鉄をたくわえることができるタンパク質です。貧血の症状があり、血液検査しても貧血ではないと診断されたら、実はフェリチンが欠乏していたということがよくあります。PMSは見逃されやすいフェリチンの欠乏が原因になっている場合が多いです。
貧血がPMSを引き起こす理由
ルナルナ愛用です。月経前症候群が出やすかったり貧血気味なので、前もってこのくらいから体調が悪くなると仕事先に事前に伝えて調整できるのでとても助かっています。調子悪いイライラする…の自己嫌悪も割り切れるようになりました。生理の大変さが男性にもっと伝わりますように!
— hina@Zbrush初心者 (@hina71754347) September 13, 2018
PMSは女性ホルモンの変化によって引き起こされるということはわかっていますが、貧血との関係はまだ不明です。しかし鉄欠乏性貧血の人は、生理前や生理中に子宮へ血液が急に集まることによる一時的な貧血を起こしやすく、それがPMSを悪化させる可能性は高いといえます。
生理前の貧血は妊娠の可能性もある?
「生理前の貧血は妊娠のサイン」という話もよく聞きます。結論からいうと、生理前の貧血は妊娠のサインであることもあれば、そうでないこともあります。
生理前の貧血と妊娠初期の症状はよく似ている
妊娠すると初期から貧血になりやすい傾向があります。だるくなったり吐き気がしたりと貧血の症状と妊娠初期の症状がよく似ているのです。必ずしも妊娠すると生理前の時期に貧血になるとはいえませんが、貧血のような症状が出ている時には、妊娠の可能性も考えておいたほういいでしょう。
(妊娠初期の症状については以下の記事も参考にしてみてください)
見分けるには基礎体温が役立つ
まだ妊娠検査薬が使えない時期でも、日頃から基礎体温表をつけていればある程度の目星がつきます。基礎体温は妊娠だけでなくあらゆる婦人科の診察に必要になるものです。測ることを習慣づけましょう。今は使いやすい体温計やアプリもたくさん出ています。
(基礎体温については以下の記事も参考にしてみてください)
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