生理不順を改善するツボ10選!同じツボばかりだと逆効果?注意点も
【医師監修】「生理が遅れている」「生理周期がバラバラ」と生理の悩みは人それぞれです。特に妊活中の生理不順は大きな悩みになりますよね。そんな生理不順を改善するツボ10選をご紹介します。しかしそのツボも同じツボばかりだと逆効果になることも。注意点についてもご紹介します。
生理不順について
女性につきものな生理。生理には周期というものがあります。その中で生理不順とはどのような状態のことを言うのでしょうか?簡単にご説明します。
増田陽子
内科医
ツボ押しは、「痛むまで行かずに気持ち良い」強さで行います。またお腹を押したり動かしたりするので、食後直ぐや具合が悪い場合には、無理して行わないようにしましょう。
生理不順とは
正常生理周期は25~38日で、平均28日で生理が来るとしています。しかし、生理不順の場合には生理周期がすごく長くなったり反対に短くなったりします。また、何ヶ月も生理が来ることがないときもあります。
生理不順が起こる原因には自律神経やホルモンバランスの乱れがあります。崩れやすいホルモンバランスの影響から1~2回程度の生理周期の乱れはよくあることです。3回以上生理周期の乱れがある場合には生理不順を疑いましょう。(※1※2)
(生理不順については以下の記事も参考にしてみてください)
増田陽子
内科医
生理不順は生理が定期的に来ないだけで、不便じゃ無いので放置するという方が多いです。しかし、生理不順は体が異常を訴えてるという意味です。なので安易に考えず、自分が生理不順ではないかと思う方は直ぐに産婦人科を受診してみましょう。
生理不順を改善する足のツボ
妊活をしている人にとって生理が規則的に来ることが一つの目安であり、生理不順はとても大きな悩みになります。ホルモンバランスや自律神経の乱れによって起こる生理不順は身体のツボを刺激することで緩和や解消が期待できます。
そんな生理不順の解消・改善の効果があるツボ10選についてお話しします。まずは足のツボを5つご紹介します。
1. 三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしの頂点から指4本分上に位置し、すねの内側の少しくぼんだ部分にあります。生理痛の緩和、生理不順・不妊・冷え性の解消に効果的で女性にとっての万能のツボともいわれています。押し方は、親指を重ねてツボをゆっくりと5秒かけて押し、5秒かけて離すといいです。この動作を10回ほど繰り返します。
(生理痛については以下の記事も参考にしてみてください)
2. 血海(けっかい)
膝のお皿の上の内側から指3本分上にあります。血行を良くしてくれるツボで、生理痛の緩和や生理不順解消に即効、効果的です。押し方は、親指を重ねて少し痛いくらいの力で3秒かけて押し、3秒かけて離します。この動作を3分ほど繰り返しましょう。
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